ホンダが800馬力のCR-Vハイブリッドレーサーを2023年2月28日に発表します。
「まさか800馬力のCR-Vが出るなんて!」と思ったかもしれませんが、発表されるスーパーCR-Vは残念ながら公道を走ることができません。
完全なるレーシングCR-Vです。
画像引用元&ソース:carscoops
ホンダCR-Vハイブリッドレーサー
ホンダによるとCR-Vハイブリッドレーサーの最高出力は800馬力以上とのこと。
エンジンの詳細はまだ不明ですが、アメリカの自動車メディア「carscoops」によると、デイトナ24時間レースで優勝した「アキュラARX-06プロトタイプレースカー」に搭載されていた2.4ℓV6ツインターボハイブリッドエンジンの高性能モデルではないかと予想されています。
「アキュラARX-06プロトタイプレースカー」の最高出力は680馬力だったので、ホンダCR-Vハイブリッドレーサーはそれをはるかに上回るスペックを手に入れていることになります。
ちなみに、通常のホンダCR-Vに搭載されている2.0ℓ直列4気筒ガソリンエンジンと2つのモーターがわずか207馬力です。
さすが800馬力以上のパワートレインを搭載しているだけあって、ボディもほぼ原型をとどめていません。
パイクスピークヒルクライムにでも出場するのではないかと思うほどの巨大なリアウイングをはじめ、様々な空力パーツが至る所に設置されています。
素材はアルミやカーボンファイバーで軽量化され、ホンダの本気度を感じる事の出来るほどの出来栄えです。
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ホンダは楽しいハイブリッドを追求
ホンダがCR-Vハイブリッドレーサーを開発して発表する理由は、「ハイブリッドを運転する楽しさを向上させたいから」なんだとか。
ハイブリッドカーと言えば、「低燃費で静かな車」という印象はありますが、「ハイブリッドカー=楽しい車」というイメージはあまり持たれていませんよね。
ホンダは「ハイブリッドカー=燃費だけで退屈な車」というイメージをぶっ壊して、ハイブリッドカーの楽しさを限界まで向上させるテストを行っています。
「Honda CR-V hybrid Racer Project」はまさにハイブリッドカーをもっと楽しい車にしたいというホンダの理念の一つです。
その理念を具体化したホンダCR-Vハイブリッドレーサーは、ホンダの「パフォーマンス部門」「自動車開発部門」そして「アメリカンホンダ自動車部門」によって開発され、「ultimate high-performance beast(究極の高性能な猛獣)」と呼ばれているようです。
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ホンダCR-Vハイブリッドレーサーの最新情報
ホンダCR-Vハイブリッドレーサーについてですが、今後何かしらのレースに参加するかどうかは不明です。
ホンダの3部門が手を組んで本気で開発されたCR-Vハイブリッドレーサーの活躍を見てみたい気持ちはあります。
動画の最後に出てくる「Honda CR-V hybrid Racer Project」というのが具体的にどういった計画なのかは、2023年2月28日に明らかになるでしょう。
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