2022年11月29日、アウディは高性能スポーツモデル「RS7スポーツバック」にチューニングを施した「パフォーマンス」を発表しました。
アウディRSの「パフォーマンス」グレードは、高性能モデル「RS」をさらに高性能化させたアウディ最強最速モデルにのみ与えられる称号です。
今回発表された「RS7スポーツバックパフォーマンス」は、アウディが最後に作ることになる超高性能エンジンモデルになるかもしれません。
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アウディRS7スポーツバックパフォーマンスのスペックは？
アウディRS7スポーツバックパフォーマンスのスペックは、最高出力630馬力と最大トルク850Nmとなります。
リファインされた4.0ℓV8ツインターボエンジンによって、最高出力は600馬力から30馬力アップの630馬力に。
最大トルクは800Nmから50Nmアップの850Nmへとパワーアップされています。
これにより、アウディRS7スポーツバックパフォーマンスは静止状態から時速100kmまでの加速を0.2秒短縮した3.4秒で完結させることが可能になりました。
アウディRS7スポーツバックパフォーマンスの最高速度は280km/hでリミッターが作動しますが、オプションの「RSダイナミックパッケージプラス」を設定する事で305km/hに引き上げる事も可能です。
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アウディRS7スポーツバックパフォーマンスの変更点は？
アウディRS7スポーツバックパフォーマンスのエンジン以外の変更点は、「センターデファレンシャル（センターデフ）」と「軽量化」です。
新たにRS7スポーツバックパフォーマンスのためにリファインされたセンダーデフは「軽量化」と「小型化」が行われています。
RS7スポーツバックパフォーマンスのセンターデフは、通常走行時では前40％：後60％の配分を行います。
走行状況に応じて最大で前70％：後30％～前25％：後85％の範囲で最適なトラクションを伝達することが可能です。
さらに、エンジンルームにあった断熱材を廃止する事で8kgの軽量化が行われています。
これにより、RS6アバントパフォーマンスに搭載された4.0ℓV8ツインターボユニットの奏でる音をより堪能できるようになったことは言うまでもありません。
オプションで用意されている22インチのアルミホイールはハイテク鍛造加工プレスを採用する事で5kgの軽量化を実現しています。
オプションの「セラミックブレーキ」を選択する事で更に34kgの軽量化が可能となっています。
バネ下重量を軽くすることで、通常のRS6アバントよりも運動性能が向上していることが期待できます。
ちなみに、RS7スポーツバックパフォーマンスのエクステリアとインテリアに目立った変更点は確認できません。
しいて言うならば、ドアを開けたときに「RS Performance（パフォーマンス）」というドアライトが装備されている点くらいですかね。
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アウディRS7スポーツバックパフォーマンスの日本発売はいつ？
アウディRS7スポーツバックパフォーマンスの日本発売は、2023年10月頃になると予想します。
今回はあくまでもモデルチェンジではなく、パフォーマンス改善となるため日本導入が見送られることは考えにくいです。
しかしながら、エンジンのパフォーマンス向上やセンターデフの変更による、構造変更を日本政府に申請しなければなりません。
RS7スポーツバックパフォーマンスの認可取得に約半年ほど時間がかかると考えると、RS7スポーツバックパフォーマンスの日本発売は2023年10月頃になると予想されます。
アウディによると、2026年以降に発表発売するモデルは全て電気自動車にすると断言しています。
よって、RS7スポーツバックパフォーマンスはアウディ最後のハイパフォーマンスエンジンを搭載したモデルになる可能性が非常に高いと思われます。
アウディが手掛ける630馬力のモンスターステーションワゴンを手に入れる最後のチャンスになるかもしれません。
画像引用元＆ソース：Motor1
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