アウディの世界戦略コンパクトモデル「A3」に悪路走破性を向上させたクロスオーバーモデル「オールロード」が追加される可能性があります。
アメリカの自動車メディアサイト「Motor1」にて、オールロードと思しきデザインが採用されたアウディA3のテスト車両をスクープしています。
もちろん、A3にオールロードモデルが追加されるというメーカーによる公式のアナウンスはまだありません。
しかしながら、すでに販売されているアウディの新型A3にカモフラージュを施したテスト車両が目撃されるという事は、何かしら新たなグレードが追加されることを意味しています。
今回は、Motor1によって報じられたアウディ新型A3オールロードと思しきモデルについて紹介します。
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アウディ新型A3オールロードの画像
画像引用元:Motor1
アウディ新型A3オールロードと思しきテスト車両です。
厳重なカモフラージュが施されていますが、アウディ新型A3であることは間違いありません。
すでに販売されている新型A3にわざわざカモフラージュを施すということは、この車両が新型A3の新グレードであることを物語っています。
販売されている新型A3と違うところを調べてみたら、色々と相違がありました。
まずは、ルーフレールの採用です。
ルーフレールが採用されることで「ステーションワゴン」や「SUV」のようなアクティブなキャラクター性が表現できると思います。
次に、オーバーフェンダーの存在です。
スクープされた新型A3には、明らかに拡張されたタイヤアーチモールが確認できます。
さらに、タイヤとタイヤアーチの距離が広いように見えます。
「タイヤアーチモール」と「高い車高」は、アウディのオフローダーモデルである「オールロード」に見られる特徴と一致します。
しかしながら、気になるのはグリルのデザインです。
まるで鎖のように横に連なるデザインは、オールロードをはじめ、現行のA3には無いデザインです。
スクープされた新型A3のテスト車両には、オールロードとも、レギュラーモデルとも相違するグリルデザインが採用されています。
今のところ、スクープされた新型A3のグレード名称が「オールロード」なのか、「シティカーバー」なのかは、まだ分かりません。
アウディ新型A3のテスト車両をスクープした「Motor1」によると、目撃された新型A3のグレード名は「Allstreet(オールストリート)」という新しいネーミングになるのではないかと報じています。
目撃された新型A3モデルがどんな名称になるか分かりませんが、この新型A3は2022年後半に何かしらのアナウンスがあると思われます。
画像引用元:Motor1