2011年にアウディで最もコンパクトなモデルとして発売以来、世界で90万台を販売した「A1」の新型モデルがついに日本にも上陸しました。
M’s reportでも今や遅しと新型「A1スポーツバック」の登場を待っていました。
日本導入があまりにも遅いので勝手にグレードと価格を予想したりもしていました。(笑)
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今回はM’s reportで予想していたグレードとオプション、そして価格の答え合わせも兼ねて、自動車営業マンである私が新型「A1スポーツバック」のおすすめのグレードとオプションをご紹介します。
営業マンがおススメする新型A1スポーツバックのグレードとオプションはこれだ!
新型アウディA1スポーツバックには2種類のエンジンがラインアップされています。
1.0リットル3気筒ターボエンジンを搭載した25TFSIと1.5リットル4気筒ターボエンジンを搭載した35TFSIです。
新型A1スポーツバック25TFSIのおすすめグレードとオプションはこれだ!
画像引用元:「アウディ」
車の営業マンがおススメする新型A1スポーツバック25TFSIのグレードとオプションはこれです!
営業マンがおススメする新型A1スポーツバックのグレード&オプション | |
A1スポーツバック25TFSIベースグレード | 3,000,000円 |
オプションカラー | 60,000円 |
ナビゲーションパッケージ | 310,000円 |
コンビニエンス&アシスタンスパッケージ | 490,000円 |
合計 | 3,860,000円 |
A1スポーツバック25TFSIで選ぶならベースグレードです。
理由は価格です。
確かにA1スポーツバック25TFSIのベースモデルよりadvancedモデルのほうがグレードも上で、メッキの装飾やグロスブラックの塗装、16インチのアルミホイールなど見た目も豪華です。
しかし、ベースモデルにコンビニエンス&アシスタンスパッケージを装備すると走行性能や安全装備など、advancedモデルと差はなくなります。
見た目だけの差でベースモデルなら3,860,000円、advancedモデルなら4,030,000円。
その差額は170,000円です。
「170,000円の差ならadvancedモデルにするよ!」
という選択もありです。
もう一度言いますが、A1スポーツバック25TFSIのおすすめグレードとオプションはコストパフォーマンスを重視して選択しています。
A1スポーツバック25TFSIベースモデルとadvancedモデルには見た目以外に大きな差がないので、金銭的なメリットの大きい25TFSIベースモデルをおススメします。
新型A1スポーツバック35TFSIのおすすめグレードとオプションはこれだ!
画像引用元:「アウディ」
車の営業マンがおすすめする新型「A1スポーツバック」のグレードとオプションはこれです!
営業マンがおすすめする新型「A1スポーツバック」のグレード&オプション | |
A1スポーツバック35 TFSI advanced | 3,770,000円 |
オプションカラー | 60,000円 |
ナビゲーションパッケージ | 310,000円 |
コンビニエンス&アシスタンスパッケージ | 340,000円 |
合計 | 4,480,000円 |
おすすめする基準としては、コストパフォーマンスを重視して最低これだけあれば快適に乗ることが出来ると思うものをチョイスしています。
まず、グレードですが「advanced」がおすすめです。
もちろん「S line」のエクステリアも魅力的ですが、好き嫌いが分かれるデザインとも言えます。
私はスポーツカーとか好きなので「S line」が良いと思いますが、「advanced」でも結構スポーティな印象を受けます。
それに「advanced」のエクステリアの方が女性に受け入れられやすいように思います。
おすすめのオプションの一つ目は「コンビニエンス&アシスタンスパッケージ」は必須です。
やはり「リヤビューカメラ」や「アウディパーキングシステム」などといったセンサー類は絶対にあった方が便利です。
おすすめのオプション二つ目は「ナビゲーションパッケージ」です。
今やナビゲーションは必須ということもありますが、ナビゲーションパッケージを装備することでバーチャルコックピットとETCが装備される点も評価しました。
ということで、車の営業マンがおすすめする新型「A1スポーツバック」グレードとオプションの車両価格は、4,480,000円となりました。
なかなか高額ですね。
新型「A1スポーツバック」オプション&価格
新型「A1スポーツバック」は「advanced」も「S line」も共通したオプションと専用のオプションが存在します。
あなたのライフスタイルに合ったオプションを選択する事で、より快適に、より個性的に、新型「A1スポーツバック」を堪能しましょう。
共通オプション
まずは「advanced」と「S line」の共通オプションをご紹介します。
コントラストルーフ 70,000円
画像引用元:「アウディ」
「コントラストルーフ」を選択すると「ミトスブラックメタリック」で塗装されたルーフを手に入れる事が出来ます。
ボディ同色もいいですが、ブラックルーフにすることでより一層ボディカラーが映えるのはもちろん、ルーフが低く見えるのでさらにスポーティな印象に仕上げることが出来ます。
「コントラストルーフ」は「A1」ならではのオシャレなオプションの一つです。
ナビゲーションパッケージ 310,000円
画像引用元:「アウディ」
おそらくほとんどの人が装着を検討するであろうオプションが「ナビゲーションパッケージ」です。
「ナビゲーションパッケージ」の内容は以下の通りです。
「ナビゲーションパッケージ」の内容 |
MMIナビゲーションシステム |
バーチャルコックピット |
新型「A1スポーツバック」には標準で8.8インチのディスプレイが装備されていますが、ナビゲーション機能は持っていません。
あくまで車両の設定やメディアを再生と表示をさせるシステムです。
「じゃぁ、カーナビが欲しかったら絶対31万円でナビゲーションパッケージを選ばないといけないの?」
答えは「NO」です。
実はカーナビだけが目的なら31万円も払って「ナビゲーションパッケージ」を装備しなくてもカーナビゲーションシステムを使用する事は可能です。
詳しくは「スマートフォンインターフェイス」でご説明します。
次に「ナビゲーションパッケージ」を装備すると「バーチャルコックピット」が装備されます。
画像引用元:「アウディ」
新型「A1スポーツバック」には標準で10.25インチのデジタルメーターが装備されていますが、デジタル表示というだけであってナビゲーションの表示の機能はありません。
デジタルメーターにナビゲーション機能を持たせる為には、「ナビゲーションシステム」と「バーチャルコックピット」が必須となります。
せっかくなら先進性溢れる「A1スポーツバック」に乗りたいという方には必須アイテムです。
コンビニエンス&アシスタンスパッケージ 490,000円(ベースモデルのみ) 340,000円(その他モデル)
画像引用元:「アウディ」
「コンビニエンスパッケージ」は25TFSIのベースモデルのみ490,000円の設定になっています。
その理由は25TFSIベースモデル以外は標準装備となる「LEDヘッドライト」「LEDリアテールライト」「自動ヘッドライトレベリング」が付帯するからです。
ちょっと高額ですが付けておいて損はないオプションです。
「コンビニエンス&アシスタンスパッケージ」の内容 |
アドバンストキー |
リヤビューカメラ |
アウディパーキングシステム |
デラックスオートマチックAC |
シートヒーター(フロント) |
アクティブレーンアシスト |
アダプティブクルーズコントロール |
ブレセンスベーシック |
ハイビームアシスト |
自動防眩ルームミラー |
「アクティブレーンアシスト」は、車輌が走行レーンをはみ出しそうになると自動的にス
「アドバンストキー」は今や当たり前となった「キーレスエントリーシステム」と「プッシュボタン式エンジンスタート/ストップシステム」のことです。
正直なところ「そのくらい標準装備にしておけよ!」と思いますが、どうしても従来通りの鍵を回すタイプを好むユーザーもいるということを前提に話を進めていきましょう。
「リヤビューカメラ」は後退時に後方カメラによってとらえられた映像をディスプレイに表示するシステムですね。
「アウディパーキングシステム」はフロントとリアに取り付けられたセンサーによって障害物を感知し、表示と音で知らせてくれるシステムで、俗にいう「障害物センサー」と呼ばれているシステムのことです。
「デラックスオートマチックAC(エアコンディショナー)」は運転席と助手席それぞれで室温調整を行う事が出来るオートマチックACです。
このACが「デラックス」と呼ばれる所以は、太陽光による熱を感知して効率的かつ快適な室温調整を行うことが可能なところです。
「シートヒータ(フロント)」は読んで字のごとく、フロントシートのヒーターです。
寒い冬場に一度このヒーターを使用すればもう「シートヒーター」の虜になる事は間違いありません。(笑)
「アクティブレーンアシスト」は、車輌が走行レーンをはみ出しそうになると自動的にステアリングを修正して車線内に維持するシステムです。
走行レーンはセンターミラー付近にあるカメラで認識しています。
「アダプティブクルーズコントロール」とは、最新のクルーズコントロールシステムです。
フロントグリルに取り付けられたレーダーセンサーにより前走車を認識して設定速度内で自動的に加減速をしてくれる有り難いシステムです。
このシステムは自動車専用道路、特に高速道路では本当に重宝します。
「プレセンスベーシック」は簡単に説明すると万が一の衝突に備えるシステムのことです。
車両の走行状況が不安定になったり、前方の障害物にぶつかると判断するとフロントのシートベルトを巻き取って乗員の体を守ります。
またウィンドウが開いていれば自動的に閉めたり、ハザードを展開させて後続車に危険を知らせたりするシステムとなっています。
便利という機能ではありませんが、万が一の際には心強い味方になるでしょう。
「ハイビームアシスト」は、自動でロービームとハイビームを切り替えてくれるシステムです。
車線を捉えているカメラが暗い夜道を走行していると判断すると自動的にヘッドライトをハイビームに切り替え、もし前走車もしくは対向車を検知すれば瞬時にロービームに切り替える便利機能です。
「自動防眩ルームミラー」は、夜間走行時に後続車からの強い光を感知するとルームミラーの屈折率を変え防眩することで、快適なドライブをサポートする機能です。
正直なところ、この「自動防眩ルームミラー」はてっきり標準装備だとばかり思っていましたが、まさかコストカットがこんなところにまで及んでいるとは思いませんでした。
「コンビニエンスパッケージ」に関しては、ナビゲーションよりも需要の高い「リヤビューカメラ」がパッケージされているので必須オプションになると思います。
スマートフォンインターフェイス 120,000円
画像引用元:「アウディ」
「スマートフォンインターフェイス」は、インフォテインメントシステムにスマートフォンの機能の一部を連動させる機能です。
この機能はこれからのカーナビゲーションシステムの根底を揺るがすような革新的な機能だと思っています。
「スマートフォンインターフェイス」をオプションで選択すると、Appleの「Car-play」とAndroidの「Android-auto」を利用したオペレーションが可能となります。
ダウンロードした音楽を聴くことはもちろん、AI機能を使用することで運転しながら受信したメールを読んだりメールの送信も可能です。
そして特に注目すべきシステムは「Google-map」を使用できること!
そう、これこそが31万円のオプションを選ばなくともカーナビを使用できる理由です。
標準装備の8.8インチのタッチパネルディスプレイに映し出される「Google-map」を、まるでスマートフォンを扱うように操作することが可能です。
普段から「Google-map」を使い慣れているユーザーなら誰でも扱えるはずです。
さらに「Google-map」を使用することでユーザーは「あること」をする必要がなく、快適に使用することが出来ます。
それは「ナビゲーションの情報更新」です。
一部のカーナビは自動的に新しい地図情報をアップデートしますが、そうでないカーナビはディーラーやメーカーから新しい地図データーを2~3万円で購入する必要があることがほとんどです。
しかし、「Google-map」の場合はGoogleが勝手に地図データーをアップデートしてくれます!しかも無料ときたものです!!
車にカーナビゲーションシステムのみを求めているのであれば、この「スマートフォンインターフェイス」とスマートフォンさえあれば事足ります。
下手すると、メーカーのナビゲーションシステムよりもサクサク動き、ルート案内も計算も正確である可能が高いと思います。
ちなみに、「スマートフォンインターフェイス」を選択すると「ワイヤレスチャージング」がセットされます。
「ワイヤレスチャージング」は、フロントのセンターコンソール近くにあるパットの上に携帯電話を置くだけで充電できるシステムです。
スマートフォンユーザーにとっては喉から手が出るほど欲しいオプションではないでしょうか!
TVチューナー 150,000円
「TVチューナー」は、インフォテインメントシステムでTVを見る為に必要な機械です。
「TVチューナーってオプションなの?ナビゲーションシステムを選択しただけじゃ見れないの?」
そうです!「ナビゲーションパッケージ」だけではTVが見られないんです!
これはさすがにビックリしますよね。
31万円もする「ナビゲーションシステム」を選んでもそれは「ナビゲーションシステム」だけで、TVはさらに15万円追加になります。
つまり私たちが当たり前と思っていた「ナビゲーションシステム=TV」にしようと思ったら「31万円+15万円=46万円」になるということです。
46万円ですよ!ちょっと考えますよね!!
まぁ、最近TVを見ない人が増えている傾向があるので、本当にTVが必要な人だけ装備するというイメージなのでしょう。
それにしても「TVチューナー」で15万円ってちょっと高すぎるような気がします。
「S line」専用オプション
「S line」の専用オプションをご紹介します。
S lineインテリアプラスパッケージ 70,000円
画像引用元:「アウディ」
「S lineインテリアプラスパッケージ」は「S line」をより「S line」らしくスポーティにするオプションです。
「S lineインテリアプラスパッケージ」の内容 |
ヘッドライニングブラック |
ストラクチャーグレートリム |
デコラティブパネルダイヤモンドペイント |
ステンレススチールフットペダル |
S lineロゴ付きハーフレザーシート |
フラットボトムステアリングホイール |
インテリアライティングパッケージ |
色々な装備とアクセサリーが追加になります。
まぁ、とにかくブラックとメタルカラーが強調されスポーティでカッコいいインテリアになると思えば問題なさそうです。
これだけの内容が7万円で装備できるならこのオプションを選ぶユーザーも多いでしょうね。
メーカーがなぜインテリアのオプションを設定したのかというと・・・・。
『エクステリアがスポーティな「S line」を一人でも人に乗ってもらいたい!』
この思いに尽きると思います。
たかが7万円、されど7万円です。
この「S line」専用オプションを設定することで、一人でも多くの人が「S lineエクステリア」に乗れるようにしようとメーカーが取捨選択した結果だと思います。
まとめ
新型「A1スポーツバック」のおすすめグレードとオプションをご紹介しました。
新型「A1スポーツバック」の価格ですが幅広くに設定されていますね。
先代の「A1スポーツバック」は「ナビゲーションシステム」と「コンビニエンスパッケージ」を付けても3,300,000円前後だったので、それと比べると70万円程値上がりしているようですね。
これまでなかった自動ブレーキシステムや最新のテクノロジーなど、車としても進化しているので妥当な値上がりなのかもしれません。
ぜひあなたの車選びの参考にして頂ければ嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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