どうも、Mです。
アウディのコンパクトSUVである「Q3」から派生した新型クーペSUVモデル「Q3スポーツバック」が世界中で注目されています。
注目される理由は、「価格帯」と「サイズ」が手頃なこと、そしてなんといってもアウディのQシリーズらしい「デザイン」でしょう。
「Q3スポーツバック」のフォルムは「いかにもクーペ!」というよりは、しっかりとSUVの形をしたロールーフモデルといった印象を受けます。
最新のデザイン言語を纏ったアウディのフラッグシップSUVモデル「Q8」にも見られる直線的でボリュームのあるダイナミックなデザインが「Q3スポーツバック」にも採用されています。
その注目度の高さは日本でも同じです。
「Q3スポーツバック」が発表後、サーチエンジンに「Q3」と入力すると「Q3 スポーツバック」と表示されます。
それだけ沢山の人が「Q3スポーツバック」の情報を探しているということです。
ということで、今回はドイツ本国のアウディのコンフィグレーターを使用して、「Q3スポーツバック」の日本仕様のグレードと装備を予想してみたいと思います。
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「Q3スポーツバック」日本仕様のグレード
まずは「Q3スポーツバック」のグレードから予想しましょう。
ドイツ本国の仕様を見てみると「Basic」「S line」の2タイプが選べます。
Q3スポーツバック Basic
「Basic」はそのまんま基本モデルのことです。
エントリーモデルとなる「Q3スポーツバック Basic」には標準でLEDヘッドライトが装備されますが、テールライトはハロゲンランプとなっています。
エクステリアの特徴は、ボディ下とホイールアーチには付け消しブラックの樹脂製カバーが採用され、17インチのアルミホイールが装備されます。
クーペルックということもあり正直このタイプでも十分カッコいいような気がします。
Q3スポーツバック S line
「S line」はスポーティなエクステリアがデザインが特徴的です。
グリルは光沢のあるグロスブラックに塗装され、前後のパンバーとサイドスカートにはエッジの効いたシルバーフィンのデザインが採用されています。
樹脂製のカバーも光沢のあるダークグレーで塗装されていて上質な感じがします。
アルミホイールは18インチが標準で、オプションで20インチまでインチアップできる設定となっています。
やはり「Basic」と比べると「S line」の方が「高級感」がありますね。
日本仕様も本国と同じように「Basic」と「S line」の2タイプ設定されると予想されます。
Q3スポーツバックのエンジン
本国ではエンジンは3タイプ設定されています。
グレード | エンジン | スペック | 燃料 |
35 TFSI | 1.5ℓ4気筒ターボ | 150PS/250Nm | ガソリン |
35 TDI | 2.0ℓ4気筒ターボ | 150PS/340Nm | ディーゼル |
45 TFSI | 2.0ℓ4気筒ターボ | 230PS/350Nm | ガソリン |
1.5ℓと2.0ℓのガソリンエンジンは問題なく日本に導入できると思いますが、2.0ℓのディーゼルエンジンは未知数ですね。
アウディのSUVモデル「Q5」に2.0ℓディーゼルエンジンを導入しているので、「Q3スポーツバック」にも是非日本仕様にも設定して欲しいところです。
たとえ導入できたとしても最初はガソリンモデルのみの発表で、のちにディーゼルモデルが発表される流れになると予想します。
ということで、日本仕様として予想されるグレードは1.5ℓガソリンエンジンの「35 TFSI」と2.0ℓガソリンエンジンの「45 TFSI」の2グレード。
そして、それぞれ「Basic」と「S line」が設定されると思われます。
「Q3スポーツバック」の日本仕様初期導入モデルは全4グレードでの展開を予想します。
「Q3スポーツバック」日本仕様の装備
本国仕様の「Q3スポーツバック」の設定を見てみると、正直そのままでは日本でのアウディのブランドイメージを失墜させてしまう恐れがある程何も装備が付いていません。(汗)
デジタルクラスターにはなっていますが、ナビゲーションなどの情報は表示できない簡易システムとなっています。
画像では「オーディオレス」っぽいですが、一応ラジオは標準装備のようです。
ということで、日本仕様では装備されていると思われるオプションを考えてみました。
センターアームレスト
フロントシートの間にある肘置きです。
日本仕様には標準で設定されると思います。
本国のオプション価格は155EUR(約18,290円)です。
フロントシートヒーター
運転席と助手席のシートヒーターです。
アウディの他のモデルを装備を見てみると、「Sport」というグレードにはシートヒーターが装備されています。
「Q3スポーツバック」自体が「Q3」のスポーツグレード的な立ち位置なのでこの「Sport」に該当すると判断しました。
予想と言うより、要望に近いかもしれませんね。
本国のシートヒーターのオプション価格は340EUR(約40,120円)です。
リアシートアームレスト(ドリンクホルダー付)
リアシート用の肘置きです。
しかもドリンクホルダー付き!
これは欲しい!
ちなみに、私が所有するAudi A3スポーツバックにはドリンクホルダー付きリアアームレスがありません。
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ぜひ標準で付けてもらいたいということで、標準装備と予想します。(笑)
本国のリアアームレストのオプション価格は120EUR(約14,160円)です。
自動防眩センターミラー
光の反射を自動で調整してくれるセンターミラーです。
このミラーは日本で販売されている全てのアウディ車に標準装備されているので、まず間違いなく装備されるオプションとなります。
本国の価格設定は175EUR(約20,650円)です。
MMIラジオプラス
センタークラスターにある物入の代わりに8.8インチのタッチアップカラーディスプレイと80Wの6スピーカーが装備されます。
日本仕様ではこの「MMIラジオプラス」が標準装備になると思われます。
さすがにアウディで「ディスプレイレスでラジオのみ」という設定はしないでしょう。
この「MMIラジオプラス」の本国オプション価格は475EUR(約56,050円)です。
アダプティブ・クルーズ・コントロール
フロントに設置されたセンサーにより前走車を認識して自動で速度を調整するクルーズコントロールと、車や自転車、人を監視し必要があればブレーキをかけて衝突の衝撃を軽減するシステムです。
この装備はAudi A3とQ2でも標準装備になっているので、かなり高い確率で標準装備になると思われます。
このオプションの本国価格は690EUR(約81,420円)です。
最低でも標準装備になる、というかしなければダメだと思ったオプションを選んでみました。
我ながら結構いい線いっていると思います。(根拠なし!)
「Q3スポーツバック」日本仕様のオプション
次は「Q3スポーツバック」に設定されると思われるオプションを考えてみました。
ちなみに、M’s reportでは日本仕様の「Q3スポーツバック」の設定価格は5,900,000円くらいになると予想しています。
よって、オプションを細かく設定することで、「車両本体価格」を少しでも低く設定してくると思います。
LEDヘッドライトパッケージ
「Q3スポーツバック」にはLEDヘッドライトが標準装備されていますが、テールライトはLEDではありません。
「LEDヘッドライトパッケージ(仮)」を設定することで、より先進的なデザインのデイライトを採用したヘッドライトユニットが装備されます。
さらに、リアテールライトはフルLED化され、内側から外側へと流れるウィンカー「ダイナミックインジケーター」が採用されます。
「LEDヘッドライトパッケージ(仮)」の本国価格は890EUR(約105,020円)です。
日本仕様では他のモデルと同じように14万円~16万円の範囲で設定されると予想します。
ちなみに、本国ではカメラで前方の車を捉えハイビームの自動配光を行う「マトリクスLEDヘッドライト」がオプションで設定出来ます。
おそらく日本仕様では、「マトリクスLEDヘッドライト」のオプション設定を行わないと思います。
その根拠は、日本仕様の「A3」には「マトリクスLEDヘッドライト」のオプションが無く、高性能モデルである「S3」と「RS3」にのみオプション設定になっているからです。
つまり「マトリクスLEDヘッドライト」は今後発表される「Q3スポーツバック」の高性能モデル「RSQ3スポーツバック」にのみ設定されるものと思われます。
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コンビニエンスパッケージ
アウディでは比較的ポピュラーなオプションですね。
「コンビニエンス」その名の如く「便利」なオプションをセットにしたものです。
セグメントが近い「A3」を参考にして「コンビニエンスパッケージ」の内容を考えると、「スマートキー(410EUR)」「前後障害物センサー(750EUR)」「バックカメラ(410EUR)」「オートマチックエアコン(590EUR)」となるでしょう。
本国のオプション価格を合計すると2,160EUR(約254,880円)です。
「A3」に設定されている「コンビニエンスパッケージ」の価格が28万円なので「Q3スポーツバック」でも28万円で設定されると予想します。
MMIナビゲーションパッケージ
今やナビゲーションシステムは必須オプションです。
アウディのフラッグシップセダン「A8」にも搭載されている10インチのタッチアップディスプレイを採用したナビゲーションシステムです。
本国仕様でこのオプションを選択すると「10.25インチのアウディバーチャルコックピット」も選択されるので日本仕様にも何らかの影響があるかもしれません。
本国でのオプション価格は2,430EUR(約286,740円)ですが、日本仕様ではこれにTVチューナーやETCを追加しなければなりません。
よって、「Q3スポーツバック」のナビゲーションシステムのオプション価格は「A3」や「Q2」と同額の35万円程になると予想します。
アウディバーチャルコックピット
本国の「Q3スポーツバック」は標準でフルデジタル表示のデジタルクラスターを装備していますが、デジタル表示というだけでメーターの表示を変えたり、ナビゲーションシステムを表示させることは出来ません。
より便利な情報を表示させるためには「アウディバーチャルコックピット」をオプションで設定する必要があるのですが、本国仕様では10.25インチのディスプレイを採用する「アウディバーチャルコックピット」と12.3インチのディスプレイを採用する「アウディバーチャルコックピットプラス」があります。
日本仕様のオプションである「アウディバーチャルコックピット」には、12.3インチのみが採用されています。
よって、「Q3スポーツバック」にも「アウディバーチャルコックピット」がオプションとして設定されると予想します。
本国の価格は420EUR(約49,560円)なので、5万円~7万円で設定されるでしょう。
アシスタンスパッケージ
「アシスタンスパッケージ」は運転支援システムのことです。
車線逸脱警告とアシスト機能は標準で設定されている様なので、「ハイビームアシスト」「サイドアシスト」「パーキングアシスト」などの便利機能を追加するオプションとなります。
本国仕様のオプションである「アシスタンスパッケージ(1,300EUR)」がまさにこのオプションとなります。
1,300EUR(約153,400円)なので、18万円~23万円の間で設定されると思います。
オートテールゲート
SUVモデルでは人気のオプションである「オートテールゲート」です。
電動で開け閉め出来るバックドアはとにかく便利ですよね。
「オートテールゲート」の本国価格は490EUR(約57,820円)なので、7万円~8万円で設定されると思われます。
とりあえず、基本的なオプションを考えてみました。
もしかするともっと事細かにオプションが設定されるかもしれませんが、大きくは違わないと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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