どうも、Mです。
日本人であれば誰もが知っている芸人の一人と言っても過言でないビートたけしさんが、2019年6月に40年連れ添った妻幹子さんとの離婚を発表しました。
ビートたけしさんは芸人としての一面だけでなく、芸術家や映画監督なども手掛けるまさに日本を代表するマルチタレントです。
そんなビートたけしさんが離婚で支払う慰謝料にも注目が集まっています。
なんと総額200億円!
現金が100億円と不動産や美術品などが100億円とのこと。
もちろん日本の芸能界史上最も高額な慰謝料として注目を集めているのですが、自動車業界の人間が注目しているのはビートたけしさんが所有する高級車の行き先です。
離婚した幹子さんが高級車コレクションをそのままにしておくことはなく、おそらく競売にかけられる可能性が高いと思われます。
ビートたけしさんが所有する高級車コレクションには今では手に入らないスーパーカーやビートたけしさんオリジナルの車などもある為、狙っている人も多いようです。
今回はそんなビートたけしさんの高級車コレクションを調べてみました。
ポルシェ「979K」
ポルシェ「979K」ですが、ポルシェの正規機種ではありません。
ポルシェ「997ターボ」を改造したワンオフモデルです。
この改造を手掛けたのがビートたけしさんと公私ともに仲のいい所ジョージさんです。
現在は手放していますが、バブル時代に購入したポルシェ「959」が大のお気に入りでした。
最近になって手放したこのポルシェ「959」が欲しくなったそうですが、今やクラシックカーでありながら、当時の最先端技術を惜しみなく搭載された「959」の維持は難しいという我儘な理由で、現在のポルシェ「997ターボ」を「959」風に改造しようということになったようです。
ポルシェ「979K」の由来は、「997」に「959」の外観ということで「979」、そして「K」はビートたけしさんの本名「北野」の「K」とのこと。
まさにビートたけしさんの我儘で作られた世界に一台のポルシェですね。
購入価格はワンオフモデルの為、推測不明です。
ちなみに、ビートたけしさんが手放したオリジナルの「959」はイギリスで売却されたのですが、その車を購入したのは、マイクロソフト社の創業者であり世界的な実業家であるビル・ゲイツ氏であることは有名な話ですね。
フェラーリ「458イタリア」
イタリアの超名門フェラーリ「458イタリア」です。
F430の後継モデルとして登場したモデルです。
ビートたけしさんはこの「458イタリア」の「黄色」をオーダーしています。
そしてこの「黄色の458」に付けた名前が「成金号」でした。(笑)
車両価格は2,830万円からとなっています。
ちなみに、このフェラーリを見立てたのは所ジョージさんです。
本当にこの二人は仲がいいですよね。
ビートたけしさんが所ジョージさんを心の底から信用していることがわかりますね。
フェラーリ「599」
フェラーリ「599」は「575Mマラネロ」の後継モデルで、フェラーリのフラッグシップを担うFRの2シーターグランドツーリスモです。
620PSを発生させる6.0ℓV12エンジンを搭載し、最高速度は330km/h以上という化け物です。
車両価格は3,458万円からとなっています。
このビートたけしさんの所有する「599」の凄いところは「エンブレム」です。
「あれ、フェラーリのエンブレムってこんなのだっけ?」
違います。(笑)
フェラーリのエンブレムが「コマネチ」していますよね。
これは所ジョージさんがビートたけしさんにプレゼントしたものでうす。
エンブレムの下には所ジョージさんの「T」と北野武さんの「K」が入っています。
あのフェラーリのエンブレムをイジろうなんて思いもしませんが、さすが遊びの天才ですね。
フェラーリ「612スカリエッティ」
フェラーリ「456M」の後継モデルで、2+2シーターのFRグランドツアラーです。
540PSを発生させる6.0ℓV12エンジンを搭載しています。
この「612スカリエッティ」といい、「599」といい、ビートたけしさんはフェラーリでもFRがお好きなようですね。
車両価格は3,660万円からとなっています。
こちらのフェラーリも友人の所ジョージさんが見立てた1台で、エンブレムも「コマネチ」になっています。
ランボルギーニ「ガヤルド」
こちらはフェラーリのライバルとして知られているランボルギーニ「ガヤルド」です。
570PSを発生させる5.2ℓV10を搭載しています。
車両価格は2,919万円からとなっています。
実はこのランボルギーニ「ガヤルド」はビートたけしさん改め、映画監督「北野武」さんの映画の特徴と言われる青みがかった画風「北野ブルー」をモチーフに塗装されています。
もちろん正規カラーで「北野ブルー」なんてありませんので、この「ガヤルド」は世界に一台だけの車です。
海外で高い評価を得ている北野武監督の映画の世界観を表現する「北野ブルー」で塗装されたランボルギーニ「ガヤルド」が世に出れば、かなり話題になることは間違いないでしょうね。
正直どのくらいの値が付くのか想像できません。
ロールスロイス「ファントム」
画像引用元:「wikipedia」
超高級車メーカーであるロールスロイス社のフラッグシップモデル「ファントム」です。
ビートたけしさんがまだお笑い芸人だった頃に憧れた車で、買えるだけのお金が出来たのでいざ買おうと思ったら、買えなかったそう。
なぜならロールスロイスの購入にあたっては審査があったからです。
「お笑い芸人はロールスロイスのイメージにそぐわない」という理由で何度も審査に落とされたそうです。
しかし、その後、芸術家や映画監督として成功したことでやっと念願のロールスロイスを購入できたのです。
車両価格はなんと5,640万円~と購入に審査があるだけのことはあります。
念願のロールスロイスを手に入れたビートたけしさんは運転手を雇い日常的にこの「ファントム」で移動していたようです。
嘘か真か、ビートたけしさんは自分で運転すると車の外観が見えないという理由で、弟子にロールスロイスを運転さ、自分はタクシーに乗って自分の愛車であるロールスロイスを眺めていたのだとか。
ビートたけしさんは運転するより見ている方が楽しいのでしょうね。
メルセデスベンツ「SLS AMG」
メルセデスベンツのチューニングを手掛けるAMGが初めて完全独立開発したモデルが「SLS AMG」です。
SLRマクラーレンの後継モデルとして、2010年6月に日本に導入されました。
当時の車両価格は2,490万円ですが、現在でもあまりの希少車故に2,000万円以上で取引されている様です。
571PSを発生させる6.2ℓV8エンジンによって、時速100km/hまでの到達時間は3.8秒、最高速度は317km/hをマークしています。
ビートたけしさんが所有する「SLS AMG」はドイツのチューニングメーカー「モーゼル」にオーダーしチューニングしてもらった特別仕様となっています。
もともと速い車をさらにイジるなんてさすがは世界の北野ですね。
フロントのエンブレムには「北野」の「K」が光っています。(笑)
スネークモータース「196RS」
聞きなれない車ですがそれもそのはず、この「スネークモータース」は所ジョージさんプロデュースによる「世田谷ベース」生まれの車なのです。
スネークモータースはちゃっと登記もされていて会長はビートたけしさん、社長は所ジョージさんです。
わざわざ車の会社まで作るなんて、所ジョージさんって子供がそのまま大人になったような事をしますね。(笑)
とても羨ましい限りです。
スネークモータース「196RS」のデザインは、メルセデスベンツが1950年代に製造した歴史的なグランプリカー「W196R ストリームライン」をモチーフしています。
もはや博物館でしか見る事ができない「W196R」を所ジョージさんが現代風にアレンジした車になっています。
「196RS」のベースとなっているのは「C6コルベット」です。
エクステリアは原形を留めていないほど完全に作り替えられていますが、エンジンには手を入れていないと思われます。
実際に「196RS」が走っている動画もあります。
この「196RS」にも「K」のエンブレムが付いていますね。
完全オリジナルのため、車両価格は不明ですが、競売にかけられれば驚くほど高額な査定金額が付きそうですね。
ブガッティ「ヴェイロン」
「ヴェイロン」はブガッティ社によって2005年から2015年にかけて製造販売されたハイパーカ―です。
8.0ℓW型16気筒のエンジンには4基のターボが装着され、最大出力は1000PS以上という化け物です。
時速100km/hまでの到達時間はたったの2.5秒、200km/hまでは7.5秒、300km/hまでは16.7秒となっています。
最高速度に至っては407km/hにも達するなど、もやは想像もつかない速さです。
このブガッティ「ヴェイロン」が規格外なのはスペックだけではありません。
その車両価格はなんと2億円!
もう既に絶版になっていることを考えると、プレミアがついて2億円でも買えないのではないでしょうか。
この車も購入に審査が必要な事でも有名です。
いくらお金があっても「職業」「社会貢献度」「社会的地位」「認知度」「経済力」などの項目をクリアしなければ買う事さえ許されない「選ばれた人だけの車」です。
たった4,000kmでタイヤ交換しなければならない上に、タイヤ交換だけで470万円前後必要となるなど、やはり超が付くお金持ちでないと無理ですね。(汗)
まとめ
ビートたけしさんが所有する・・・・所有していた高級車コレクションをご紹介しました。
どの車も素晴らしいものばかりですね。
ビートたけしさんが所有していた車というだけでも高額査定がついても不思議ではないでしょう。
不動産資産などと一緒に高級車コレクションも譲渡されるようですので、今後もしかするとビートたけしさんのコレクションが中古車市場に出てくるかもしれません。
そうなれば日本のみならず世界中から購入希望者が現れるでしょうね。
ちなみに現在ビートたけしさんが乗っている車は「レクサス」との情報もあり、しばらくは好きな高級車をコレクションするのは控えるかもしれません。
またいつか私たちを驚かせてくれる車を披露してもらいたいですね。
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