トヨタ「ランクルミニ」に完全電気自動車（BEV）モデルが設定され、2025年以降に発表される可能性があります。
トヨタ「ランクルミニ」の存在は、2023年8月2日に行われた新型「ランクル250」のワールドプレミアで確認されました。
新型「ランクル250」のプレゼンの最後に全貌が隠された謎の2台の車が映し出されていました。
画像引用元：トヨタ新型「ランクル250」発表（YouTube）
そのうちの一台が「ランクルミニ」となって発表されることになりそうです。
すでに話題となっている「ランクル・ファミリー」の末っ子モデル「ランクルミニ」にBEVモデル「ランクルミニEV（仮名）」が設定される可能性が浮上しています。
プレゼンターから語られた、「カーボンニュートラル」と「より手に入れやすいモデル」という言葉をトヨタは実現しようとしているようです。
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トヨタ「ランクルミニEV」の発表は2025年以降
トヨタ「ランクルミニEV」の発表は2025年以降になると予想されています。
トヨタは仕向け地（導入地域）に応じた売り分けを行うために、「ランクルミニ」の純エンジンモデルとBEVモデルの両輪で開発が進められているとみられています。
特に「コンパクトサイズ」と「電動化」に関心のある欧州や中国市場に向けたスペックと味付けに仕上げてくる可能性が高いでしょう。
現に、トヨタが2021年12月に行ったBEV戦略説明会で発表した16台のBEVコンセプトモデルの中に「ランクルミニEV」の原型となるであろう「コンパクトクルーザーEV」がありました。
無骨なスクエアデザインとちょっとレトロな雰囲気がなんとも言えない本格四輪駆動車「コンパクトクルーザーEV」の存在に、「これが新型プラドになるのでは？」と話題になっていたことを覚えています。
結果的に「コンパクトクルーザーEV」は新型「プラド」改め「ランクル250」とはなりませんでしたが、無骨な四角いデザインは今後の「ランドクルーザー」の新しいアイデンティティとなりそうです。
トヨタは新生「ランクル」のアイデンティティを持つBEVの発表を計画していることは間違いありません。
トヨタは「ランクルミニ」を純エンジンモデルが2024年後半に発表し、少し遅れてBEVモデルを2025年以降に発表するとみられています。
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トヨタ「ランクルミニEV」にはBEV専用のラダーフレームを採用
画像引用元：トヨタ新型「ランクル250」発表（YouTube）
トヨタ「ランクルミニEV」にはBEV専用のラダーフレームが採用される可能性があります。
「ランドクルーザー」のコンセプトは「どこへでも行き、生きて帰って来られるクルマ」です。
「ランクルミニEV」がBEVだからといって、「ランクルミニEV」だけ悪路走破性の高いラダーフレームを採用せず、モノコックプラットフォームを採用するとは思えません。
そもそも「どこへでも行き、生きて帰って来られるクルマ」にフル電動パワートレインを採用すること自体どうなのか？という疑問もありますが、そこは一旦置いておきましょう。
2023年7月25日に発売されたXマガジン9月号に「ランクルミニ」の情報が掲載されているので是非買って読んでください。
「ランクルミニEV」と並行して開発されている純エンジンモデルの「ランクルミニ」には、悪路走破性に定評のあるラダーフレームが採用される見込みです。
やはりトヨタが狙っているのは、同じくラダーフレームを採用しているコンパクトオフローダーの絶対的存在であるスズキ「ジムニー（シエラ）」のようですね。
画像引用元：トヨタ
ちなみにこの画像はトヨタのBEVモデル「bZ4X」のプラットフォームです。
ご覧通り、バッテリーユニットを保護するためにアルミ製の強固なシェルでプラットフォームの床前面に敷き詰めるので、一枚の板のような形状になります。
梯子状のラダーフレームと組み合わせることでより強固なフレームへと進化し、更なる悪路走破性が向上する可能性がありますね。
トヨタ「ランクルミニEV」にトヨタ初のBEV専用ラダーフレームが採用されることを期待しましょう。
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トヨタ「ランクルミニEV」は異次元の悪路走破性能を持つ
画像引用元：Audi Japan Center
トヨタ「ランクルミニEV」は異次元の悪路走破性能を持っている可能性があります。
BEVの四輪駆動の場合、前後それぞれにモーターを独立して配置することが可能です。
モーターは瞬時に最大トルクで回転する特性があるので、瞬発力がエンジンとは次元が違います。
また、純エンジンモデルのようにトランスミッションをはじめ、プロペラシャフトやセンターデフ、LSDなどのメカを介してタイヤを回転させることがないため、モーターのパワーをダイレクトにタイヤへと伝えることが可能となります。
さらに、モーターに送る電気量を細かく制御することで、エンジンよりも100倍細かいアクセルワークが可能だと言われています。
「前後独立したパワートレインによる四輪駆動システム」「異次元の瞬発力」「タイヤへのパワーロスが少ない」「100段階の細かいアクセルワーク」という悪路走破性に欠かせない性能がBEVにはあります。
もちろんモーターへ供給する電気量を調整することで、時速2km/h以下の超低速走行も可能になると思います。
悪路走破性といえば大排気量エンジンを搭載したクロカンのイメージですが、案外BEVの方が繊細なタイヤのトラクションコントロールが必要な低ミュー走行には向いているのかもしれません。
よって、トヨタ「ランクルミニEV」は私たちが想像する以上の異次元の悪路走破性能を有するモデルになる可能性があります。
トヨタ「ランクルミニ」と「ランクルミニEV」の正式発表が待ち遠しいです。
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