2022年11月18日にレクサスの人気SUVである新型RXの発売が開始されました。
ちなみに、初期配車分は抽選のみとなっており、発売される新型RXは500台のみです。
そんな新型RXで注目されているのは、RXとしては初となるPHEVモデル「RX450h+」の存在でしょう。
今回は、新型「RX450h+」を購入するメリットとデメリットを元自動車営業マンの目線で勝手に語ってみたいと思います。
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レクサス新型「RX450h+」のメリット
レクサス新型PHEV「RX450h」を購入するメリットを元自動車営業マンの目線で考えていました。
画像引用元:レクサスRX
最大約85kmのEV走行
レクサス新型PHEV「RX450h+」を購入するメリットの一つとして最大約85kmのEV走行が可能である点は外せないでしょう。
レクサス新型PHEV「RX450h+」であれば、電気自動車のように自宅で充電した電気によって、1滴のガソリンも使用することなく移動が可能になります。
日々の買い物や送り迎え、さらには、片道20km程度の通勤であればガソリンスタンドに立ち寄ることすらなくなることでしょう。
「そう言えば、ガソリンスタンドってあったなぁ」なんて懐かしがることがあるかもしれません。
世界は自動車の電動化に大きく舵を切り、多くの自動車メーカーから電気自動車の開発と発表が行われています。
日本でも高速道路のPAや商業施設などで急速充電器を見かけたり、自宅にも普通充電器を設置できるようにしているところが増えているのも事実です。
少しずつではありますが、電気自動車に興味を持つユーザーさんも増えていると思います。
同時に、充電インフラやバッテリーの航続可能距離を懸念し、電気自動車に手を出せないユーザさんも多いことでしょう。
レクサス新型PHEV「RX450h+」であれば、自宅に設置した普通充電器を使用して電気自動車のようなガソリンとは無縁の生活をすることも可能です。
充電が無くなればガソリンエンジンによる稼働が可能なので、充電インフラや航続可能距離を心配せず好きな場所に行くことも出来ます。
電気自動車に興味があるけど、完全な電気自動車に心配なユーザーさんにはレクサス新型PHEV「RX450h+」はおススメの1台だと思います。
ちなみに、レクサス新型PHEV「RX450h+」の燃費ですが、レクサスから公式な発表はされていません。
しかしながら、同じパワーユニットを使用する「NX450h+」の数値が燃費は19.8km/ℓとなっています。
その事から考慮すると、レクサス新型PHEV「RX450h+」の燃費は15km/ℓ超える性能を有していると思われます。
四輪駆動のガソリン車として考えればとても優秀な数字になっています。
圧倒的パワー
レクサス新型PHEV「RX450h+」を購入するメリットのは、ガソリンモデルには再現不可能な圧倒的パワーにあります。
レクサス新型PHEV「RX450h+」に採用されているエンジンの日本仕様スペックはまだ公表されていません。
アメリカ仕様の「RX450h+」には、最高出力185馬力と最大トルク227Nmを発生させる2.5ℓ直列4気筒レギュラーガソリンエンジンと発表されています。
このエンジンに組み合わされるのは、フロントに最高出力182馬力と最大トルク270Nmを発生させるモーターが1基。
そして、リアには最高出力54馬力と最大トルク121Nmを発生するモーターの1基から構成される「エンジン+2モーター」が採用されています。
これによりシステム最高出力は309馬力というパワフルなユニットに仕上がっています。
同じパワートレインを搭載する「NX450h+」は0-100km/hの加速を6秒台で完了できるスポーツカー並みの俊足を実現しています。
しかしながら、「RX450h+」は「NX450h+」よりも重くなることは必至なので、0-100km/hのタイムは若干遅くなると予想されます。
レクサス新型PHEV「RX450h+」は、四輪駆動のガソリン車としては燃費も良く、スポーツカー並みのパワーと加速力を両立するとても魅力的な車ではないでしょうか。
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レクサス新型PHEV「RX450h+」のデメリット
レクサス新型PHEV「RX450h+」を購入するデメリットを元自動車営業マンの目線で考えてみました。
やはり販売価格が高い
レクサス新型PHEV「RX450h+」を購入するデメリットは、販売価格の高さではないでしょうか。
2022年11月18日に発売されたレクサス新型PHEV「RX450h+」の日本販売価格は871万円となっています。
この価格は2.4ℓガソリンターボエンジンを搭載するエントリーモデル「RX350」の664万円と比較すると、207万円も割高な設定です。
ちなみに、レクサス新型PHEV「RX450h+」と同じプラットフォームとパワートレインを共有するトヨタの新型ハリアーPHEVの販売価格は620万円です。
まぁ、レクサスRXとトヨタハリアーを比べてはいけないのかもしれませんが、レクサス新型PHEV「RX450h+」がなかなかの高額で発売されていることが分かります。
とにかく、高級SUVをコンセプトとしているレクサスブランド価値を考えれば、新型PHEV「RX450h」が高額な設定なるのは理解できますね。
余談ですが、日本よりも先に販売価格が発表されていた欧州のとある国では、レクサス新型PHEV「RX450h+」の販売価格は87.040ユーロ(約1270万円)でした。
その事を考慮すると新型PHEV「RX450h」の日本発売価格はレクサスとしても頑張ったのかもしれません。
車両重量が重い
レクサス新型PHEV「RX450h+」を購入するデメリットとして、車両重量が重いことを気にしています。
レクサス新型PHEV「RX450h+」の車両重量は2160kgあり、余裕の2トン越えとなっています。
ちなみに、同じプラットフォームとパワートレインを共有するトヨタ新型ハリアーPHEVの重量は1950kgなので、ハリアーよりも210kgも重いことになります。
2トン越えとなると輸入車のフルサイズSUV並みの重量ですね。
車を構成するユニットで最も重い「エンジン」と「バッテリー」の両方を搭載しているのだから当然なんですけどね。
とにかく新型PHEV「RX450h」の車両重量が重いことで懸念されるのはタイヤへの負担です。
車は「走る」「曲がる」「止まる」を行うことでタイヤに負担がかかります。
車の重さが重ければ重いほど、タイヤへの負担は大きくなるのです。
輸入車のアッパーミドルサイズSUVのほとんどが約1900~2000kgの重さなのですが、20000km前後の走行でタイヤの溝が心もとなくなってきます。
そして、25000km前後で交換が必要になるほどタイヤを酷使して走行しているのです。
つまり、車両重量が2225kg前後になると思われるレクサス新型PHEV「RX450h+」も、25000km前後の走行でタイヤ交換が必要になる可能性が極めて高いと思われます。
おそらく1回目の車検時にほとんどのユーザーさんがタイヤ交換を勧められることでしょう。
「PHEV=エコ」であることは間違いありませんが、PHEVであるが故にタイヤ交換の周期が早まることも知っておいた方がよいでしょう。
レクサス新型PHEV「RX450h+」って魅力的
自動車営業マンの目線でレクサス新型PHEV「RX450h+」のメリットとデメリットを考えてみましたが、レクサス新型PHEV「RX450h+」って魅力的な車であることは間違いありません。
レクサス新型PHEV「RX450h+」の知性と品格を感じさせる研ぎ澄まされたエクステリアは、多くの人の目を釘付けにします。
レクサス新型PHEV「RX450h+」はレクサスの人気SUV「RXシリーズ」の頂点に君臨するトップグレードです。
レクサス新型PHEV「RX450h+」オーナーは、レギュラモデルのオーナーから羨望の眼差しで見られることになるでしょうね。
レクサス新型PHEV「RX450h+」は「電気自動車のメリット」と「ガソリンエンジンのメリット」の両方を兼ね備えた最新SUVモデルです。
ぜひレクサス新型PHEV「RX450h+」のメリットとデメリットを加味してご検討下さい。
あなたの車選びの参考にしていただければ幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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新車の生産遅延により中古車の買取価格が高騰!
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