ランボルギーニ史上でもっとも成功したモデルとして知られているSUVモデル「ウルス」の電動化が進められています。
今回目撃されたのは「ウルス」に新たに加わることになる「ウルスPHEV」です。
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ランボルギーニ新型「ウルスPHEV」ってどんな車?
目撃されたランボルギーニ「ウルスPHEV」のフロントマスクです。
厳重なカモフラージュによって隠されていますが、よく見るとヘッドライトの形状が変更されているように見えます。
現行の「ウルス」に採用されているヘッドライトはボンネットのラインに合わせた直線的なデザインです。
一方で、「ウルスPHEV」のヘッドライトは曲線的なラインで、少しボンネット側に拡大されていることがわかります。
また、ヘッドライトとサイドエアインテイクの間に新しいライトユニットが追加されているように見えます。
これがデイタイムランニングなのかウインカーなのかは分かりませんが、明らかに新しいデザインが採用されています。
さらに、一見すると同じデザインのように見えるフロントバンパーも、所々アップデートされていることが確認できます。
ハイブリッド化にあたり空力の向上が図られているようです。
「ウルスPHEV」のサイドビューです。
「ウルスPHEV」では、フロントフェンダーとリアバンパーに採用されていたエアアウトレットが排除されているように見えます。
また、現行「ウルス」にはエッジの利いた筋肉質なプレスラインが採用されているのですが、「ウルスハイブリッド」では控えめになっていることが分かります。
角が取れて丸みが出たことで派手さはないものの、上品なシルエットに仕上がっているようです。
そして、このテスト車両がプラグインハイブリッドであることを証拠づける決定的なものが確認できます。
左後ろにあるフューエルキャップです。
「ウルス」の給油口は右にあり、「ウルスPHEV」でも給油口は確認できます。
「ウルスPHEV」には左にも給油口らしきキャップが設置されているため、こちらが給電口と見て間違いないでしょう。
「ウルスPHEV」のリアビューです。
「ウルスPHEV」と現行「ウルス」では、サイドパネルのプレスラインが明らかに違います。
やはり「ウルスPHEV」ではエッジの利いたプレスラインは控えめになっているようですが、その分上品さが上がっているようです。
バックパネルの形状でもエッジの利いたラインが抑えられており、少し丸みがかったデザインに変更されています。
ちなみに、テールライトグラフィックには変更は無いようですが、ダミーの可能性もあります。
「ウルスPHEV」では全面的にデザインを変更しているので、テールライトのデザインも一新される可能性が高いと思います。
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「ウルスPHEV」のパワートレイン
「ウルスPHEV」に採用されるパワートレインは、820馬力相当になると予想されています。
「ウルスPHEV」に搭載されるパワートレインは、グループ会社であるポルシェ「パナメーラーS eハイブリッド」のユニットである可能性が高いとみられています。
もちろん、ランボルギーニ専用にチューニングされるはずなのでポルシェを上回るスペックとなることは明らかです。
ポルシェのPHEVパワートレインは、550馬力を発生する4ℓV8ツインターボエンジンと136馬力を発生するモーターで構成されています。
トータル出力680馬力と850Nmの最大トルクを発生させるパワーユニットは、2310kgの車体をわずか3.4秒で時速100kmの世界へと誘うことが可能です。
すでに完成されているパワーユニットですが、「ウルスPHEV」はウルスの高性能モデルである「S」や「ペルフォルマンテ」を超える上位モデルになると予想されています。
よって、「ウルスPHEV」はランボルギーニ最強スペックを持つ「エッセンサSCV12」の830馬力に迫る820馬力相当になると予想されています。
ランボルギーニによる「ウルスPHEV」に関する情報はアナウンスされていませんが、「ウルスPHEV」は世界最強SUVモデルになるかもしれませんね。