フォルクスワーゲン(以下:VW)の電気自動車「ID.3」のマイナーチェンジが行われていますが、同時にさらにコンパクトなEVの開発も行っていたようです。
一見すると「ID.3」に似ていますが、明らかにホイールベースが短いコンパクトな車体から新型コンパクトEV「ID.2」のプロトタイプと思われます。
もちろんVWによる公式な発表は行われていませんが、「ID.2」の短いリアドアは「ID.3」にはない特徴です。
今回は、初スクープされたVW新型コンパクトEV「ID.2」と思われる車両を紹介します。
画像引用元:Motor1
VW「ID.2」は「ポロ」の後継モデル?
今回目撃された新型コンパクトEV「ID.2」が「ポロ」の後継モデルになるのではという噂があります。
VWは2033年までに完全な電気自動車メーカーになるという方針を打ち出しています。
VWを代表する人気モデルである「ゴルフ」や「T-クロス」もいずれEVへと置き換えられる予定です。
さらにVWは、コンパクトなガソリン車はエンジンの開発費がかかる割には採算が合わないという理由で「up!」と「ポロ」を廃止する可能性があります。
これはグループ会社であるアウディも賛同しており、コンパクトモデルである「A1」と「Q2」の後継モデルは開発しないことを明言しています。
改めてVW「ID.2」プロトタイプを見てみると、「ゴルフ」のサイズというよりやはり「ポロ」のサイズ感に近いと思われます。
VW「ID.2」が日本でも正式にリリースされたら検討するユーザーは多いと思います。
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VW新型コンパクトEV「ID.2」
VW新型コンパクトEV「ID.2」プロトタイプと思われる車両です。
一見すると「ID.3」と同じデザインが採用されているように見えます。
VWにおける「ID.」シリーズのデザインは全て統一される可能性を考えると、「ID.2」と「ID.3」が似ていても何の不思議もありません。
VW「ID.2」の最大の特徴はリアドアの短さだと思います。
おそらく軽自動車よりも短いリアドアが目立っている印象を受けます。
明らかに軽自動車よりも小さいなドアであることは想像に難くないでしょう。
ちなみに、「ID.3」の全長が4261mmなので、「ID.2」の全長は4000mm程度になると推測されます。
VW「ID.2」プロトタイプのリアデザインも「ID.3」とほぼ同じです。
もしかすると、VWとポルシェがプロトタイプ車両に採用している「偽装していないように見える偽装」によるカモフラージュの可能性もありますね。
今回、VWの新型コンパクトEV「ID.2」を初スクープしたアメリカの自動車メディア「Motor1」によると、フォルクスワーゲンの「MEB-Plusプラットフォーム」に乗る最初のモデルなる可能性があるとのこと。
MEB-Plusプラットフォームとは、前輪駆動車向けに設計された電気自動車専用コンパクトシャシです。
容量の異なる3つのバッテリーパックを選択できる「ID.3」とは違い、「ID.2」ではコンパクトなバッテリーパックのみになる可能性があります。
VW「ID.2」に搭載されるバッテリーは蓄電容量45kWh程度で、フル充電での航続は最大で330km(WLTPサイクル)前後になると予想されます。
最大出力126馬力を発生する電気モーターを後輪軸に1基のみ搭載した後輪駆動になる見込みです。
VWから全長4000mm前後のEVが発売されたら人気が出るのではないでしょうか?
まぁ、売れるか売れないかは実力と値段次第ですけどね。
とにかく、VWによる新型コンパクトEV「ID.2」の正式な発表を期待しましょう。
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