どうも、Mです。
メルセデスベンツのエントリーSUVモデル「GLA」の次期型と思われるテスト車両が初めて目撃されました。
「GLA」は、2014年5月から日本で販売されているメルセデスベンツの最もコンパクトなSUVモデルです。
SUVというよりはクロスオーバーに近いボディが与えられた「GLA」の最大の特徴は、全高1,545mmという立体駐車場に収まる車高です。
一方で、その低い車高はスタイリッシュで都会的な印象があるものの、車高の低さによる乗り降りのしやすさに不満を覚えたユーザーも多かったかもしれません。
そんな「GLA」がついにフルモデルチェンジを迎えようとしています。
今回目撃されたテスト車両には厳重なカモフラージュが施されていましたが、ボディサイズをはじめ、ヘッドライトデザインやボディシルエットから新型「GLA」と見て間違いなさそうです。
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新型「GLA」のテスト車両
新型「GLA」のフロントマスクです。
御親切にメルセデスベンツの象徴である「スリーポインテッドスター」は御開帳しています。
厳重なカモフラージュが施されていますが、全体的なシルエットは現行モデルの「GLA」のようなクロスオーバーではなく、もっと「GLB」や「GLC」などのSUVモデルのシルエットになっていることが確認できます。
ヘッドライトデザインは最新のメルセデスベンツのSUVモデルに採用されているデザイン言語が採用されています。
明らかに車高が高くなり、ボディは丸みを帯びていますよね。
特に新型「GLA」のボンネットからフロントガラスのラインが一気にSUVチックになっています。
新型「GLA」のサイドビューです。
現行モデルよりも明らかにSUV感が強くなっていることがわかります。
ルーフラインが後ろ下がりになっているので、現行「GLA」のクロスオーバーの要素は残しているようです。
Cピラーの広さから推測するに、クオーターガラスが大幅に拡大しそうです。
メルセデスベンツは新型「GLA」をしっかりとしたSUVにしようとしているようですね。
キャラクターラインに頼らず、面による力強さを表現するメルセデスベンツらしいパネルになっていると思います。
よく見るとフロントのブレーキディスクにはドリルドのブレーキディスクが採用されています。
このテスト車両のボンネットの下には「じゃじゃ馬」が息をひそめているようですね。
リアビューです。
まず目に飛び込んでくるのは、外側と内側に分けられた最新のデザイン言語によるテールライトグラフィックです。
2019年6月に発表された同社のコンパクトSUV「GLB」にも採用されていたデザインです。
現行のテールライトデザインはボディの大きさに対してちょっと大きめだったのに対して、新型「GLA」ではボディの大きさと比べてもバランスのいい大きさになっています。
リアバンパーに関しては、厚みと膨らみを持たせることで力強いSUVのリアパネルを演出しています。
さらに、リアフェンダーからリアドアのあたりを見てみると、フェンダーのボリュームをそのままリアドアの下の方に、そしてフロントドアへ流れるようなデザインが採用されています。
このボディラインはメルセデスベンツで最もコンパクトなSUVのデザインとしては大胆ですね。
まだテスト車両なので、インテリアデザインの情報は一切ありません。
しかし、「Aクラス」をベースとしている以上、「Aクラス」のインテリアデザインに沿ったものになると思われます。
デジタルクラスターとインフォテイメントシステムを一枚のディスプレイのように繋げたデザインを採用した最新のインテリアにちょっとしたハンドグリップなどのSUVの要素を取り入れるくらいになると思われます。
それか、潔く「Aクラス」のインテリアのままを貫くかですね。
いづれにせよ、自動車営業マンとしての勘ですが、この車・・・・売れます!
新型「GLA」の発表時期は?
テスト車両が目撃されたということは、新型「GLA」の開発は最終段階になっていると考えられます。
公道テストでは乾燥した路面である「ドライ」、濡れた路面である「ウェット」、そして雪上である「スノー」のテストが行われます。
今のタイミングで「ドライ」と「ウェット」の走行データをそろえて、2019年後半に北極圏で「スノー」の走行データを取ると思われます。
よって、新型「GLA」のワールドプレミアは2019年中ではなく、2020年初頭であると思われます。
そうなると新型「GLA」のワールドプレミアとしてふさわしい舞台は、毎年春にスイスで行われている大規模な国際自動車見本市「ジュネーブモーターショー」の可能性が高いです。
「ジュネーブモーターショー」は欧州での開催ということもあり、欧州メーカーが特別視しているモーターショーの一つです。
目撃されたタイミングから推測しても、メルセデスベンツは新型「GLA」の発表の目安として「ジュネーブモーターショー」を目標にしているでしょうね。
もし「ジュネーブモーターショー」でワールドプレミアされれば、新型「GLA」の発売は2020年6月~8月となるでしょう。
しかしこれは、残念ながら「欧州」での話です。
日本はと言うと、欧州発表から最速でも6ヶ月程時間が必要となるので、日本での新型「GLA」の発表は早くても2021年初頭になると思われます。
まとめ
メルセデスベンツのエントリークロスオーバーSUV「GLA」のフルモデルチェンジについてご紹介しました。
現行モデルの「Aクラス」をリフトアップしただけのものとは違い、「Aクラス」のSUVモデルにふさわしいものになると思われます。
新型「GLA」は、コンパクトながら本格的なSUVの風格と、クロスオーバーのスタイリッシュさを兼ね備えた次世代クロスオーバーSUVモデルです。
一日でも早くあの分厚いカモフラージュの下に隠された新型「GLA」の全貌を見てみたいものですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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