どうも、Mです。
ドイツの自動車メーカーであるメルセデスベンツが2代目となる「CLA」の発売をヨーロッパで開始しました。
Aクラスをベースとして4ドアクーペフォルムを身に纏ったCLAは、そのコンパクトさと美しいシルエットで世界中で人気を博しています。
メルセデスベンツのハイエンドモデルの一つである「CLS」からインスパイアされたダイナミックなフォルムは健在で、Aクラスが2代目になるに伴い、さらに進化したCLAが誕生したようです。
それでは新型メルセデスベンツCLAを見ていきましょう。
新型メルセデスベンツCLAの日本発売時期は?
まず一番気なるのは日本では発売予定時期ですよね。
ヨーロッパでは始まったけど、日本で発売されなければ見ることも乗ることも叶わないですからね。
ドイツ本国のメルセデスベンツのアナウンスによると、新型メルセデスベンツCLAの欧州での納車は2019年5月頃と予定しているとのこと。
日本ではと言うと、輸入元である「メルセデスベンツ・日本株式会社」の昨今の新型車種の日本導入を見てみると、日本での認可取得や日本での台数枠の確保など感心するくらい手際よく行っていて、ほとんどのモデルが本国のラインオフから半年で日本発表を行っています。
つまり、欧州で最初の新型CLAが納車される5月頃から約半年後の、2019年11月頃には日本で発表される可能性が高いと思います。
メルセデスベンツの本格的にコンパクトカーに力を入れるようになり、販売台数を伸ばしているので新型CLAの日本導入に関しては出来るだけ早く行いたいと考えていると思います。
もしかすると、2019年11月よりも早い段階で日本導入および発売を行うことも考えられます。
新型CLAを見て「これだ!」を思うことがあれば、いつ日本で発売されても良いようにお金と心の準備をしておいた方が良さそうですね。(笑)
新型メルセデスベンツCLAのエクステリア
新型メルセデスベンツCLAのフロントマスクです。
フロントマスクはベースであるAクラス同じだった初代とは違い、明らかに「CLA」用のデザインが与えられていることがわかります。
CLA専用にデザインされたヘッドライト形状とグラフィックがクーペらしい存在感と力強さを感じさせてくれます。
ヘッドライトユニットは、新型Aクラスにも採用されている片側18個のLEDを瞬時に制御するLEDシステムが搭載されたハイテクヘッドライトになっています。
新型メルセデスベンツCLAのサイドビューです。
さすが兄貴分にあたる「CLS」にインスパイアされただけあって見事なクーペフォルムです。
一見すると「セダン」のフォルムのようですが、角度を変えてみると「クーペ」であることがわかります。
Cピラーの仕上げ方が2ドアクーペのような厚みがあり、ルーフラインも車体後部に流れるようなラインを描いていることがわかります。
リアドアのグリップからテールレンズを繋ぐようにデザインされたプレスラインがリアフェンダーの存在感と力強さを強調しているようですね。
新型メルセデスベンツCLAのリアビューです。
ベースであるAクラスとは明らかに違うデザインが採用されており、一目で「CLA」と分かるリアデザインとなっています。
メルセデスベンツの「スリーポインテッドスター」はトランクスポイラー下ではなく、トランクの中央に設置されています。
その「スリーポインテッドスター」を中心としてすべて横基調で構成されたラインが新型CLAのクーペらしい「ワイド&ロー」なデザインを強調しているようです。
リアテールライトユニットもLEDで構成され、視認性はもちろん、光ファイバーによるCLAのキャラクターが際立つグラフィックが採用されています。
デザイン画とまでは言いませんが、コンセプトカーのようなフォルムのまま市販化できるデザイン力と板金技術を素晴らしいと思います。
新型メルセデスベンツCLAのインテリア
新型メルセデスベンツCLAのインテリアです。
ベースがAクラスなので、インテリアはほぼAクラスです。
デジタルメータークラスターとマルチインフォメーションディスプレイは繋がっており、「ハイ、メルセデス!」でお馴染みの人工知能付きのMBUXを搭載しています。
インフォテイメントシステムの操作は、センターコンソルにあるコントローラーだけではなく、ディスプレイがタッチパネルになっているので画面を見て直感で操作できるようになっています。
エアコンのコントローラーはコンパクトにまとめられていますが、敢えてタッチパネルなどのデジタル装置を採用しないことでシンプルで簡単に扱えるものになっています。
ちなみに、音声対話システムが搭載された最新のMBUXはオプションで1,368ユーロ(約172,368円)となっています。
非常にメルセデスベンツらしいインテリアになっていますね。
メルセデスベンツは流行りを取り入れるのが上手いというか、流行らせるのが上手いというか、気付いたら他のメーカーがメルセデスベンツのシステムに負けないようにあの手この手で最新のシステムを更新するというイメージです。
レザー素材、高輝度のアルミ塗装パーツ、ピアノブラックのパネルのバランスが素晴らしく、特にステッチの使い方は絶妙ですね。
しっかりと高級感を演出しつつ、日常の使い勝手や耐久性を意識したインテリアになっていると思います。
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新型メルセデスベンツCLAのパワートレイン
新型メルセデスベンツCLAのパワートレインですが、ヨーロッパ仕様では4つのガソリンエンジンと1つのディーゼルエンジンの計5つのエンジンが用意されます。
ガソリンエンジン
まず、エントリーモデルであるCLA 180に搭載されるパワートレインは、新開発の1.3リットル4気筒ターボエンジンで、最高出力は134馬力(136PS)を発生させます。
次は、CLA 200に搭載されるパワートレインは、CLA 180と同じ1.3リッター4気筒ターボエンジンで、最高出力は161馬力(163PS)を発生させます。
ちなみに、CLA 180とCLA 200は、「6速マニュアルトランスミッション」を標準装備している唯一のバージョンとなります。
この「6速マニュアルミッション」は日本仕様では絶対に設定されないでしょう。
CLA 220に搭載されるパワートレインは、2.0リッター4気筒ターボエンジンで、最高出力は187hp(190PS)を発生させます。
CLA 250に搭載されるパワートレインは、同じく2.0リッター4気筒ターボエンジンで、チューニングにより最高出力は221hp(224PS)にまで高められています。
CLA 220と250はどちらも7速デュアルクラッチトランスミッションとなっていて、オプションでメルセデスベンツの四輪駆動システム「4Matic」を選ぶことが出来ます。
ディーゼルエンジン
ディーゼルエンジン唯一のモデルであるCLA 180dに搭載されるパワートレインは、1.5リッター4気筒ターボディーゼルエンジンで、最高出力は114馬力(116PS)を発生し、7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされます。
ヨーロッパ仕様ということですが、おそらく日本仕様でも同じようなラインアップとなると予想されます。
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まとめ
新型メルセデスベンツCLAがヨーロッパ市場で解禁となりました。
Aクラスも2代目になり、ホットハッチと新たにセダンが用意され、「CLA」は完全に独立したモデルとなったようですね。
CLA専用のデザインが与えられたことにより、さらにスポーティなエクステリアと洗練されたデザインを身にまとった新型CLAはカッコいいですね。
今回ご紹介した新型CLAの画像ですが、こちらは新型CLAのデビューを記念した「1stエディション」とのことです。
「1stエディション」にはAMGパッケージをはじめ、LEDヘッドライト、各種安全装置、そして5種類のカラーから選べる19インチのアロイホイールが装備されています。
ブラックメタリックにオレンジのラインが個性的なこの「1stエディション」の日本導入予定は不明ですが、このモデルでなくても十分にカッコいいことは間違いなさそうです。
この記事の執筆にあたりドイツ本国の「mercedesbenz de」のコンフィグレーターを見ましたが、個人的にはAMGパッケージのホワイトカラーがセクシーだと感じました。
新型CLAがヨーロッパで発売が開始されたので、あとは日本発売を待つのみですね。
新型メルセデスベンツCLAの日本発売が楽しみです。
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