2022年9月末、ポルシェはドイツのフランクフルト証券取引所で新規株式公開を開始しました。
ポルシェは株式公開に向けて、50%の優先株式と50%の普通株式に分割し、新規株式公開では最大25%の優先株式が市場に出たとみられています。
そして、2022年10月6日に「世界で最も成功したスポーツカーメーカーとして新たな章を開く」と語ったポルシェの取締役会のオリバー・ブルーメ会長のいう通りになりました。
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ポルシェがフォルクスワーゲンの価値を抜いた!
2022年10月6日、ポルシェ株が93ユーロ(約13,100円)に上昇したことで、なんとポルシェの自動車メーカー評価額がフォルクスワーゲンを抜きました。
ポルシェの評価額は850億ユーロ(約11兆9000億円)となり、フォルクスワーゲンの評価額である778億ユーロ(約10兆8920億円)を上回っています。
これでポルシェがドイツの自動車メーカーとして最も価値のあるメーカーになっています。
3位はメルセデスベンツで572億ユーロ(約8兆000億円)、そのあとにBMWが475億ユーロ(約6兆6500億円)なっています。
株価は常に上下しているので、近い将来フォルクスワーゲンがリードを取り戻し大座に返り咲くと思います。
ちなみに、ポルシェが新規公開株で調達した195億ユーロ(約2兆7300億円)の半分弱が親会社であるフォルクスワーゲンに寄与されたようです。
ポルシェはフォルクスワーゲングループの傘下なので、評価額で抜いても親には逆らえないといったところでしょうか。
とにかく、フォルクスワーゲングループとしては「ポルシェ」と「フォルクスワーゲン」のワンツーフィニッシュですね。
ソース&画像引用元:Motor1
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