新型アウディS4に高性能マイルドハイブリッドのディーゼルエンジンを採用!

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どうも、Mです。

2019年5月15日、ドイツの自動車メーカーであるアウディが主力モデル「A4」の高性能モデル、新型「S4」の詳細を発表しました。

アウディ「A4」は2015年に5代目へとフルモデルチェンジを果し、4年目のタイミングでフェイスリフトを含むビッグマイナーチェンジが施されました。

これを機に、高性能モデルである「S4」のアップデートが行われます。

新型「S4」には最新のデザイン言語が採用され、まるで新型「A6」のような高級感と存在感溢れるエクステリアを手に入れています。

もともとデザインに定評のあるアウディの本気の手直しということあり、かなり気合の入ったものとなっていますね。

もちろんエクステリアのアップデートも重要ですが、やはり注目すべきは心臓部となるパワートレインでしょう。

今回はそんな新型「S4」のパワートレインについてご紹介します。

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高性能ディーゼルエンジン

アウディは新型「S4」のパワートレインになんと初めてディーゼルエンジンを採用しました!

1992年に発表された初代S4には2.2ℓ直列5気筒ターボのガソリンエンジンが採用され、その後4.2ℓV8のガソリンエンジンへと変更されています。

2代目のS4では再び2.7ℓV6のターボガソリンエンジンが採用され、3代目と4代目では4.2ℓV8の大排気量のガソリンエンジンが採用されました。

4代目では初めてスーパーチャージャーが採用された3.0ℓV6のガソリンエンジンが採用され、5代目では3.0ℓV6のターボエンジンが採用されるなど、これまでの「S4」の歴史を見てみても全てガソリンエンジンとなっています。

アウディの「S」シリーズと言えばやはりスポーティな走りが「売り」なだけに、今回のマイナーチェンジであまりスポーティな印象のないディーゼルエンジンに変更になることにはちょっと抵抗があります。

果して5代目「S4」のマイナーチェンジで採用される高性能ディーゼルエンジンは、これまでのガソリンエンジンに匹敵する走行性能があるのか?

検証してみたいと思います。

ターボと電動コンプレッサーによるW過給

新開発の高性能ディーゼルエンジンは3.0ℓV型6気筒エンジンで、アウディの直噴ディーゼルであることを示す「TDI」となります。

この新開発のディーゼルエンジンにはエンジン排気量のライトサイジングに欠かせない「過給機」が採用されているのですが、それがなんと「ターボチャージャー」と「電動コンプレッサー」によるW過給なのです!

アクセルを開けるとまず「電動コンプレッサー」が稼働し低回転時の過給を補い、エンジンの回転数が上がると「ターボチャージャー」による過給を行うことによって、低回転と中回転域のパフォーマンスを最大化しているのが特徴です。

驚くことにこのW過給によるスペックは、最高出力347PSにも達しています。

これはマイナーチェンジ前に採用されていた3.0ℓV6のガソリンターボエンジンの354PSに迫る勢いです。

そして最大トルクに関してはなんと700Nm(71.4kgm)!

マイナーチェンジ前のガソリンエンジンの最大トルクが500Nm(51kgm)だったことを考慮すると、新型「S4」のトルクは、4.0ℓV8ツインターボエンジンを搭載した先代のRS6やRS7に匹敵するものになっているという事です。

しかもこの700Nmというとんでもない強力なトルクは2,500rpm~3,100rpmの領域で発生するので、新型「S4」が非常に乗りやすい車である事が想像できます。

トランスミッションは大トルクに対応する8速のティプトロニックが採用され、駆動システムはもちろん「quattro」となります。

これにより新型「S4」はたった4.8秒で時速100kmまで加速、最高時速は250km/h(リミッター制御)という走行性能を手に入れています。

ちなみに、ガソリンエンジンの「S4」の0-100km/hのタイムは4.7秒だったので、タイム的には0.1秒遅くなっているようですが、十分な走行性のであることは間違いありません。

マイルドハイブリッドシステムを搭載

新開発の高性能ディーゼルエンジンには48Vのマイルドハイブリッドシステムも搭載されます。

発電機であるオルタネーターに48Vのモーターを設置し、ベルトを介してエンジンをアシストするBASを採用することにより、55km/h~160km/hの範囲で最長40秒間エンジンを休止し、モーターのみで走行可能となっています。

モーターのみと言っても、モーター単体で加速出来るほど強力なモーターではありません。

モーターによってエンジンの失速を抑え、惰性距離を伸ばすシステムと捉えてもらった方が良いでしょう。

このシステムにより100km走行に対して、0.4ℓの燃費削減が可能となっています。

というのが、メーカーの公表したマイルドハイブリッドのメリットですが、実はそれよりも初速の立ち上がりに注目すべきです。

マイルドハイブリッドシステムは5PSほどエンジンをアシストしているので、特にアクセル踏み込んだ瞬間にモーター独特の加速力を感じることが出来ます。

ガソリンエンジンですが、同じ48Vのマイルドハイブリッドシステムを採用した3.0ℓV6のターボエンジンを搭載するアウディ「A7」に試乗しましたが、そのハイブリッド感を感じることが出来ました。

低回転時の少しの間ではありますが、アクセルを踏んだ瞬間から感じることが出来るモーターならではの太いトルクのお蔭でとても乗りやすいエンジンになっていました。

おそらく新開発のディーゼルエンジンでも同じような体験ができるものと思います。

「48Vのモーター」⇒「電動コンプレッサー」⇒「ターボチャージャー」というアシストを受ける高性能ディーゼルエンジンにはとても魅力を感じますね。

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まとめ

ビッグマイナーチェンジを機に、新開発エンジンを搭載する新型「S4」をご紹介しました。

正直、ディーゼルエンジンになると知った時は「なんでなの?」と疑問に思いましたが、アウディにより公表されたスペックを見る限り心配する必要はなさそうですね。

特に700Nmという7ℓのエンジンに相当する大トルクをたった3ℓのエンジンで発生させることが出来たのは、ディーゼルエンジンだったからなのでしょう。

アウディはル・マン24時間レースにディーゼルエンジンで出場し、他を圧倒して優勝しています。

もしかするとスポーツカーにディーゼルエンジンを採用することに絶対の自信を持っているからこそ、「S4」にディーゼルエンジンを採用したのかもしれませんね。

ガソリンエンジンのスポーツカーらしい乾いたエキゾーストサウンドが無くなるのは寂しいですが、それに余るスペックを手に入れた新型「S4」に期待しましょう。

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