ランボルギーニが製造販売する新型PHEV「Revuelto(レヴェルト)」の販売が好調の様です。
ランボルギーニ「アヴェンタドール」の後継モデルとして発表された「レヴェルト」はV型12気筒エンジンを引き継ぎ、ランボルギーニとして初となるプラグインハイブリッド(PHEV)を採用した次世代モデルとして注目を浴びています。
日本でも販売が開始された「レヴェルト」の価格は6600万円で、発売当初から納期は未定とされていました。
画像引用元①:Motor1
画像引用元②:Lamborghini
すでに「レヴェルト」は2026年末まで完売!
ランボルギーニの次世代PHEV「レヴェルト」は2026年末までの生産分をすでに完売しているようです。
今すぐ「レヴェルト」を注文しても約3年後にしか納車されないという状態となっています。
ランボルギーニ「レヴェルト」の販売が好調なのはアメリカ、ドイツ、そして中国のマーケットとなっており、ハイパワーV12エンジンとPHEVの組み合わせがセレブの心を鷲掴みにしたようです。
それにしても、超高額車両である「レヴェルト」の受注が2026年末まで完売しているということに驚きが隠せません。
正確な日本市場への割当台数は発表されていませんが、決して多くはないと予想できます。
よって、「レヴェルト」の日本での納期は3年以上必要になる可能性があります。
ランボルギーニの次世代フラッグシップモデルとして君臨する「レヴェルト」はそれだけの魅力がある車なのでしょう。
余談ですが、25年前のランボルギーニは「ディアブロ」の1モデルだけで年間の生産台数は200台でした。
ランボルギーニの発表によると、2023年の生産台数は初めて1万台を超えたということで、ランボルギーニの歴史上最も生産台数が多い年となったと大喜びです。
ランボルギーニは「レヴェルト」以外のモデルの販売も好調のようですね。
次世代PHEV「レヴェルト」のスペック
ランボルギーニ次世代PHEV「レヴェルト」の魅力を深堀してみましょう。
まず、「レヴェルト」のスペックを紹介します。
次世代PHEV「レヴェルト」スペック | |
最高出力 | 1015馬力 |
最大トルク | 725Nm |
乾燥重量 | 1772kg |
最高速 | 350km/h |
0-100km/h | 2.5秒 |
「レヴェルト」に搭載されている6.5ℓV12エンジン単体の最高出力でも825馬力というランボルギーニ歴代最強のスペックを誇っています。
モーターはエンジンと8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の間に1基とフロントの左右に1基ずつ搭載された3モーターが採用されています。
リチウムイオンバッテリーの搭載位置の最適化と低重心化を最大限に考慮したことで、「レヴェルト」の重量配分は「前44:後56」を実現しています。
「レヴェルト」のボディサイズは以下の通りです。
次世代PHEV「レヴェルト」サイズ | |
全長 | 4947mm |
全幅 | 2266mm |
全高 | 1160mm |
WB | 2779mm |
Fトレッド | 1720mm |
Rトレッド | 1701mm |
ランボルギーニ次世代PHEV「レヴェルト」のインテリアにはランボルギーニ初となるトリプルモニターが採用されています。
運転席には12.3インチ、センターパネルには8.4インチ、そして、助手席に9.1インチが用意されています。
物理ボタンからタッチパネルに置き換えられたことで、より一層戦闘機のようなインテリアになっています。
次世代PHEV「レヴェルト」には最大13種類の走行モードが用意されており、細かく設定できることで1015馬力のハイパーカーが扱いやすくなっているようです。
「レヴェルト」はランボルギーニ初のPHEVであると同時に、ランボルギーニ史上最速&ハイパフォーマンスなモデルとして発表されました。
ランボルギーニの伝統であるV12エンジンを次世代PHEVシステムで武装した「レヴェルト」の人気はしばらく続きそうです。