どうも、Mです。
アウディのAセグメント(コンパクトカー)モデルとして世界中で人気のある「A3」シリーズが2020年初頭にフルモデルチェンジされます。
新型の「A3」シリーズには最新のMQBモジュールによる高剛性でありながら軽量化された最新のシャシが採用されることによって、高次元の走行性能と乗り心地を実現していることは言うまでもありません。
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それに伴い、アウディが手掛ける最速モデルである「RS」シリーズも刷新され登場します。
海外の自動車情報サイト「carscoops.com」が、2019年10月にドイツの名門レーストラックであるニュルブルクリンクで初めて新型「RS3」のプロトタイプをカメラに収めました。
フルカモフラージュが施されているものの、そのアグレッシブなデザインから新型「A3」のハイパフォーマンスモデル「RS3」であることが伺い知れます。
今回はそんなアウディ最速の「A3」である新型「RS3」のプロトタイプの検証とスペックと発表発売時期を予想してました。
新型「RS3」プロトタイプ
早速初めて捉えられた新型「RS3」プロトタイプの画像を検証してみましょう。
フロントビューです。
アウディのデザインアイコンである「シングルフレームグリル」がはっきりと確認できます。
ラジエターグリルには立体的で力強い6角形のメッシュデザインが採用されています。
ボンネットとグリルの間には、2代目「A1」から導入された「Audi Sport quatto」のボンネットの3本のスリットをオマージュしたエアインレットが採用されています。
カモフラージュによりサイドエアインテイクの細かいデザインはうかがい知ることが出来ませんが、大型でエッジの効いたラインであることが分かります。
フロントフェンダーに目を向けると、オーバーフェンダーが装着されています。
これはワイドトレッドのタイヤでテストする為の簡易的なものですね。
「RS3」市販モデルでは「ブリスターフェンダー」が採用され、より洗練されたアグレッシブなデザインになることは間違いないでしょう。
サイドビューです。
新型「A3」のサイドシルエットはキープコンセプトとなっているので、シルエットだけでは大きな違いを見出すことは出来ません。
しかし、プロトタイプのブレーキユニットを見るとこの車が只ものではないことが分かります。
19インチはあろうかと思われるアルミホイールに覆われた巨大なフロントブレーキユニットは、おそらくオプション設定となる「カーボンセラミックディスクブレーキ」と思われます。
ハイパフォーマンスを発揮するエンジンには、そのスペックを制する強力なブレーキが付き物です。
ブレーキの大きさ(性能)を見ればその車が速いかどうか分かると言ってもいいほど重要なパーツです。
さすがは「RS3」ですね。
リアビューです。
ルーフエッジには大型のリアスポイラーが採用されています。
さらにリアバンパーには見るからにレーシーな大型のリアディフューザーも確認できます。
そしてなんといっても「RS」と言ったら、これ!
大型の「オーバルマフラー」です。
新型「RS3」にもオーバルマフラーがしっかりと採用されています。
一つ残念なのはブリスターフェンダーが確認できないことです。
先代の「RS3」もブリスターフェンダーが採用されたのはフロントのみとなっていたので、その部分は新型でも継承されています。
新型「RS3」スペック
新型「RS3」のスペックですが、海外の自動車情報サイトによるとエンジンは伝統の2.5ℓ直列5気筒ターボエンジンが引き続き採用されると報道されています。
そのスペックはなんと最高出力420PS、最大トルク500Nmになる予定。
組み合わされるトランスミッションは変速速度が速いデュアルクラッチを採用します。
もちろん新型「RS3」もアウディの四輪駆動システム「quattro」が搭載されるのですが、一部報道によるとトルク配分を後輪にふることによってドリフト走行が可能な最新の四輪駆動システムが採用される予定となっています。
新型「RS3」にはさらに強力なパフォーマンスを発揮する「RS3パフォーマンス」の導入も計画されているという噂です。
そのスペックは450PSとも言われていて、ライバルであるメルセデスAMGの「A45S」に真っ向から立ち向かうモデルとなるでしょう。
新型「RS3」発表発売時期
気になる新型「RS3」の発表発売時期ですが、2021年初頭に発表され夏頃に発売が開始されると予想します。
まず新型「A3」が2020年初めにフルモデルチェンジされ、ヨーロッパを中心に夏頃の発売が予定されています。
そして2020年年末に高性能モデルである「S3」が発表発売される見込みです。
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新型「RS3」は「S3」発表の後になるのはほぼ間違いないので、早ければ2021年初頭にはお披露目されると見込まれます。
先代の「RS3」は「A3」のフルモデルチェンジから2年後だったことを考えると、比較的早い段階で「RS」モデルが導入されることになるでしょう。
肝心の日本導入時期は早くても2021年年末~2020年夏頃となりそうです。
まとめ
新型「RS3」のプロトタイプのご紹介とスペックと発表発売時期を予想してみました。
新型「RS3」はキープコンセプトとは言え、目に見えない部分はまったく新しいものになっていることは間違いありません。
さらに軽量化されたプラットフォームによる走行性能の向上は容易に想像できますね。
最新の「quattro」システムにより後輪駆動のようなドリフト走行が可能になるという報道もされています。
最高出力420PSにも達するハイパフォーマンスエンジンによる走りは圧巻の一言でしょう。
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新型「RS3」の発表が楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました。