アウディのコンパクトモデルである新型アウディA3スポーツバックが世界中で売れに売れているようですね。
特に台数が売れているモデルということもあって、アウディが新型A3スポーツバックに投入する最新技術やシステムも注目すべき点です。
まず世界中のメディアが高評価をしているのは、新型アウディA3スポーツバックの走行性能です。
アウディA3スポーツバックにはアウディ最新のMQBプラットフォームが採用されることによって、軽量かつ高剛性なシャシとなっています。
その上品でありながらステアリング操作に忠実なハンドリングと乗り心地は、最も高品質なプレミアムコンパクトハッチバックモデルであると評されています。
デザイン面でおいては、直線が目立つエクステリアもさることながら、インテリア全体の「高品質な素材」「革新的な技術」そして「最新のデジタル機器」に高評価を得ています。
世界中で高評価を得ているアウディA3スポーツバックは2020年3月にワールドプレミアされてるのですが、日本には未導入となっています。(2020年10月現在)
今回はそんな日本導入が待ち遠しい新型アウディA3スポーツバックの日本仕様の価格と用意されるグレードを予想してみたいと思います。
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新型アウディA3スポーツバックの日本販売価格
まず気になるのは新型A3スポーツバックの日本販売価格です。
新型A3スポーツバックの日本販売価格は最低でも350万円以上と予想されています。
その根拠をドイツ本国の新型A3スポーツバックから推測しましょう。
2020年10月現在のドイツ本国では「ガソリン」「ディーゼル」「PHEV」「天然ガス」の4つのパワートレインが存在するのですが、全部日本に導入されることはないと考えます。
まず日本仕様では、天然ガスを使用する「g-tron」は導入しないでしょう。
PHEVに関してはいずれ導入されるかもしれませんが、最初に日本導入される可能性が高いのは「ガソリン」と「ディーゼル」です。
ガソリンエンジンには110馬力を発生させる「1.0L直列3気筒ターボ」と150馬力を発生させる「1.5L直列4気筒ターボ」の2タイプあります。
最もエントリーグレードなる「30TFSI」には1.0L直列3気筒ターボのガソリンエンジンが搭載されているのですが、このグレードがすでに350万円です。
日本仕様で1.0Lを導入しているモデルはアウディの最もコンパクトなモデルである「A1スポーツバック」と最もコンパクトなSUVモデルである「Q2」の2車種のみ。
どちらもアウディのエントリーモデルとなります。
アウディA3スポーツバックは幅広いユーザーに人気のある車種なだけに「1.0L」エンジンの導入の可能性も高いと思われます。
一方で、アウディA3スポーツバックの同グレードとしてラインアップされている新型Q3/Q3スポーツバックに導入されているパワートレインは、「1.5Lガソリン」と「2.0Lディーゼル」の2つのパワートレインです。
新型A3スポーツバックがそのグレードの位置の確立を優先させるのであれば導入されるエンジンは「1.5Lガソリン」と「2.0Lディーゼル」と考えることもできます。
ちなみに「1.0L」と「1.5L」のガソリンエンジンと「2.0L」のディーゼルエンジンのドイツ本国販売価格を見てみると。
1.0Lガソリンエンジンの「30TFSI」は、3,45,3,095円。
1.5Lガソリンエンジンの「35TFSI」は、3,704,884円。
そして2.0Lディーゼルエンジンの「35TDI」に至っては、4,184,480円となっています。
これらの価格は最も安価な「base」グレードの価格なので、「advanced」や「S line」となるとさらに価格が上がります。
もし新型A3スポーツバックに「1.0L」がラインアップされれば350万円~となりますが、「1.5L」となれば日本販売価格は370万円以上~となります。
「ナビゲーション」をはじめ「バックカメラ」や「安全装備」などは標準装備ではありません。
個別でオプションを追加していくと、少なくとも40~50万円はオンしなければならないでしょう。
そうなると新型A3スポーツバックの車両価格は400万円以上になりそうです。
新型になり良くはなっているとはいえ、価格アップは覚悟しなければならないようですね。
新型アウディA3スポーツバックの日本仕様グレード
新型アウディA3スポーツバックの日本仕様のグレードはドイツ本国と同じ3グレードになると予想されます。
アウディA3スポーツバックのエントリグレードとなる「base」。
アウディA3スポーツバックの売れ筋モデルとなる「advanced」。
そして、上位グレードとなるスポーティなデザインがウリの「S line」の3タイプです。
それではそれぞれのグレードを細かく予想していきましょう。
新型アウディA3スポーツバック「base」グレード
新型アウディA3スポーツバック「base」グレードは素体となるので、車として「必要最低限の装備を有している仕様」と考えて良いでしょう。
「ナビゲーションシステム」をはじめ、「バックカメラ」や「コーナーセンサー」などの快適装備は別途オプション設定になると思います。
ドイツ本国仕様の「base」グレードと新型A1/Q3の日本仕様のグレードを参考にして日本仕様の標準装備を予想すると下記のようになります。
新型アウディA3スポーツバック「base」グレードの標準装備 | ||
16インチアルミホイール | LEDヘッドライト(一部バルブ球) | 手動ファブリック標準シート |
電動格納サイドミラー | マニュアルエアコン | リモコンキー(イモビライザー付き) |
アクセサリーソケット(12V) | デジタルクラスター | ラジオ&オーディオプレーヤー(6スピーカー) |
電動パーキングブレーキ | オートマチックトランスミッション(S-tronic) | 後席トランクスルー |
まさにこれ以上もこれ以下もないであろうというベースグレードです。
必要最低限のオプションでアウディA3スポーツバックに乗りたいのであれば「base」グレードを選びましょう。
新型アウディA3スポーツバック「advanced」グレード
新型アウディA3スポーツバックの最も売れ筋グレードとなるであろう「advanced」を予想してみます。
ドイツ本国の「advanced」の装備と新型A1/Q3の日本仕様のグレードを参考にして日本仕様の標準装備を予想すると下記のようになります。
新型アウディA3スポーツバック「advanced」グレード標準装備(「base」グレードに加え) | ||
17インチアルミホイール | パーシャルレザー(人口革)への選択可能 | フルLEDヘッドライト |
キーレスエントリーシステム | advanced専用バンパー | グリルなどのハイグロスブラック塗装 |
本国仕様では「base」グレードと同じLEDヘッドライトが標準装備ですが、日本仕様ではグレードアップされた「フルLEDヘッドライト」が採用される可能性が高いですね。
プッシュボタンでエンジンスタート/ストップシステム、もしくは、オプションでレザーシートなどの快適オプションを選びたいのであれば「advanced」にする必要がありそうですね。
ちなみに、「advanced」を直訳すると「高度」や「先進的」という意味です。
より良い装備やオプションを選択したのであれば「advanced」一択となりそうです。
新型アウディA3スポーツバック「S line」グレード
アウディA3スポーツバックの最上位グレードとなる「S line」です。
「S line」はスポーティなエクステリアが特徴的なグレードとなります。
アウディの「S line」をライバルのグレードで例えると、メルセデスベンツの「AMGパッケージ」やBMWの「Mスポーツパッケージ」に該当します。
要するに新型アウディA3スポーツバックの最もカッコいいグレードというわけです。
ドイツ本国の「S line」の装備と新型A1/Q3の日本仕様のグレードを参考にして日本仕様の標準装備を予想すると下記のようになります。
新型アウディA3スポーツバック「S line」グレード標準装備(「advanced」グレードに加え) | ||
18インチアルミホイール | S line専用バンパー | センターアームレスト |
アンビエントライト | ドライブセレクト | スポーツサスペンション |
本国使用の「S line」には17インチアルミホイールが採用されていますが、日本仕様では18インチへとインチアップされる可能性が高いでしょう。
他にも、スポーティな演出をするために「スポーツサスペンション」や走行モードを選択できる「ドライブセレクト」が追加されると思われます。
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画像引用元:Audi Deutschland