どうも、Mです。
2019年は煽り運転のニュースが世間を賑わせましたね。
ディーラーから借りた代車で横暴な運転を繰り返し、挙句の果てに高速道路上で車を停めて暴力を振われたり。
盗難車で後ろからパッシングやクラクションを鳴らして煽りまくって、エアガンで撃たれたり。
ニュースで取り上げられていないだけで、このような悪質な煽り運転の被害者はたくさんいます。
考えてみて下さい。
もしあなたが煽り運転の被害にあったら?
もし煽り運転によりあなたの家族や大切な人が危険な目にあってしまったら?
もし事故にあってしまい相手に不利な証言をされたら?
あなたはどうしますか?
しょうがないと泣き寝入り出来ますか?
あなたを煽り運転の被害に遭った時の為に、そして理不尽で悪質な煽り運転を摘発する為に、そしてあなた自身を不利な証言から救う為に、ぜひ用意しておきたいのがドライブレコーダーです!
万が一あなたが煽り運転や無謀な運転による事故に巻き込まれた時に、真実を映しているドライブレコーダーの映像が動かぬ証拠となり摘発の役に立ちます。
本記事では、現役の車の営業マンであり、数々の事件事故を見聞きしたことがある私がおすすめする失敗しないドライブレコーダーの選ぶ方7選をご紹介します。
もしまだあなたが自分の車にドライブレコーダーを搭載していないのであれば、あなた自身はもちろんこと、あなたの家族や大切な人を守るためにも、本記事を参考にして今すぐにでも搭載を検討することをおススメします。
画素数
画素数は人で例えると視力です。
幾ら決定的な証拠を捉えても、視力が悪くて加害者のナンバープレートが映っていないなってことがあってはなりません!
ドライブレコーダーを選ぶに当たっての最低限必要な画素数は、「フルHD」(1920×1080画質以上)と記載されているドライブレコーダーがおすすめです。
より鮮明に映像を残したい方は「WQHD」(2560×1440)と記載されているモデルを選ぶようにすると良いでしょう。
レンズの画角
ドライブレコーダーはレンズの「画角」によって捉えることが出来る画像が限られてしまいます。
「画角」というのは「視野の広さ」のことです。
「画角」が広ければそれだけ広範囲の画像を記録するとこが出来ます。
私がおススメするのは画角100°以上です。
ちなみに、人間の画角は120°と言われているので、それ以上の画角を持つドライブレコーダーがおススメです。
メーカーや商品によってはなんと360°という画角を持つものもあるので、必要に応じて選ぶことをお勧めします。
暗闇に強い
幾ら記録するといっても、暗闇に強くなければ意味がありません。
夜間は対象物を照らす光が少ないので、低品質のドライブレコーダーには肝心の車種やナンバープレートが映ってなかったというケースがあったそうです。
逆に、暗闇には強いが強い光によってハレーション( 光線が強すぎたために、被写体の周辺が白くぼやけて不鮮明になること)を起こすカメラもあります。
せっかく証拠を捉えたのにナンバープレートが映っておらず、検挙することが出来ないなんてこともあり得ます。
そんな悔しい思いをしない為にも、「HDR」「WDR」と記載されているドライブレコーダーを選ぶ必要があります。
「HDR」は「High Dynamic Range」の略で、明るさの違う画像を合成することでより鮮明な写真を作成する機能です。
「WDR」はさらに細かく撮影された画像を高性能の合成技術により再現し、より鮮明な画像を合成するシステムです。
ドライブレコーダーを選ぶに当たて、最低でも「HDR」を、出来れば「WDR」を選ぶようにしましょう。
フレームレート(fps)
フレームレートとは、1秒間に何枚の画像を取り込めるかという目安です。
1秒間に記録する画像なんて重視しなくても全貌が映っていればいいという方もいるでしょう。
しかし、もしあなたのドライブレコーダーに信号機の「色」が映っていなかったらどうでしょうか?
実は、交差点に設置されている信号機に採用されている光源には点滅周期というものがあります。
あなたの目には「青」、しかもドライブレコーダーを付けていたので間違いなく過失割合はこちらに分があるはずと思っていたら、ドライブレコーダーに信号の色が映っていなかったという事例があるのです。
実は、人の目には光続けているように見える信号機の光ですが、実は人間の目には捉えることが出来ない速さで点滅しています。
もしドライブレコーダーのフレームレートが信号機の点滅周期と被ってしまったら、信号機の「色」を捉えることが出来ないのです。
ちなみに、点滅周期は東日本では1秒間に100回、西日本は1秒間に120回となっています。
そんな苦い思いをしないようにフレームレートが最低でも30fps程度かそれ以上のものを選ぶことをお勧めします。
駐車監視モード
あなたの愛車への驚異は走行中だけとは限りません。
お買い物中ために駐車している時でも悪質なドライバーがいるものです。
あなたの愛車へぶつけたのにも関わらず、何事も無かったかのように立ち去る、いわゆる「当て逃げ」という行為です。
当てたドライバーが正直に名乗り出てくれればなんの問題もありませんが、残念ながら全てのドライバーが良識ある人ではありません。
相手が分からなければ、泣き寝入りになる物損事故ですが、ドライブレコーダーのある機能を使って犯人を捕まえることが出来るかもしれないのです。
それの機能は「駐車監視モード」です。
実はドライブレコーダーには「駐車監視モード」というものがオプションで設定することが出来ます。
通常のドライブレコーダーは走行中しか録画していませんが、この「駐車監視モード」を追加したドライブレコーダーは、エンジンを切った後から録画を開始します。
当て逃げや車上荒らしなどによって、車両に「振動」が起これば、その10秒前から10秒を記録し保存する機能です。
この機能により、当て逃げ犯のナンバープレートが映っていれば、その画像を証拠として検挙することが出来ます。
ぜひ「駐車監視モード」が付帯可能なドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。
GPS
「GPS」を搭載したドライブレコーダーは、その画像を録画した正確な場所を記録することが出来ます。
さらに自車の位置だけではなく、正確な速度も記録することも出来ます。
例えばあなたが土地勘のないところで運転していたとします。
その時にいきなり「事故」もしくは「煽り運転」にあったとします。
その後、加害者が逃走し行方が分からなくなった場合でも、GPSがあればその「事」が起きた正確な場所を把握出来ることで、早期解決に繋がることもあります。
製品によってはパソコンを使用することで、走行した軌跡もチェックすることが出来るのでおすすめです。
ぜひ正確な情報を得る為に「GPS」を搭載したドライブレコーダーを選ぶことをおススメします。
撮りたい映像を明確にする
ドライブレコーダーを選ぶにあたり、あなたの撮りたい画像を明確にすることが重要です。
ドライブレコーダーは事故の証拠画像を残すことを前提としている為、基本的に「前方のみ」を記録するものが主流でした。
しかし、「あおり運転」の影響を受けて、ドライブレコーダーも用途に応じて、「前方のみ」、「前方と後方」そして「全方位」という3タイプから選ぶことが出来ます。
「前方のみ」は車の前方のみを捉えるドライブレコーダーのことを指します。
「前方と後方」はセパレートタイプと呼ばれるドライブレコーダーです。
前方のドライブレコーダーと連動した後方カメラをリアガラスに取り付けることで、後方の録画も可能なシステムとなっています。
自車の後方からの執拗な接近や追い上げをする車両を鮮明に映すことが出来ます。
そして今もっとも注目されているドライブレコーダーが、「全方位」タイプです。
「全方位」タイプの特徴は、ドライブレコーダーを中心とした「前方」「左右」「後方」を捉えることが出来ることです。
常磐道で起きたあおり運転で宮崎文夫容疑者が被害者を殴る衝撃的な映像を克明に捉えたのは、まさにこの「全方位」のドライブレコーダーにでした。
室内を捉え、殴られる映像が撮られなければ、傷害容疑で宮崎文夫容疑者を捕まえることは出来なかったでしょう。
前方カメラでだけでは、いくら殴られたと主張しても「映像証拠」がないので立件できなかったかもしれません。
室内の状況を記録したいのであれば、「全方位」モデルを選択しましょう。
しかし、「事故」と「煽り運転」に特化して警戒するのであれば、フロントとリアカメラを別々に設置する「2カメラ」がおすすめです。
【番外編】メモリカードは取り換えるべし!
ドライブレコーダーを購入すると、ほとんどの場合メモリーカードも付属されます。
そして、ほとんどの方が付属のメモリーカードを挿して満足しています。
本当にそれで大丈夫ですか?
あなたが取り付けたドライブレコーダーの機種や画質によって異なりますが、鮮明な画像が記録できる「フルHD」の場合、たった30分の録画で8GBの容量が必要です。
つまり、あなたが購入したドライブレコーダーに付属されているメモリーカードの容量が8GBだったら30分、16GBでは1時間しか録画できない計算になります。
とは言え、むやみにメモリーカードの容量だけ増やせばいいというわけではありません。
ドライブレコーダーによって対応するメモリーカードの容量の限界があります。
多くのドライブレコーダーは32GBまで対応しています。
ドライブレコーダーの購入にあたっては、メモリーカードの対応する容量も重要なポイントです。
せっかくドライブレコーダーを買ってもたった30分しか録画することが出来ないメモリーカードであれば、いつの間にか決定的な証拠が上書きされて無くなってしまうなってことがあるかもしれませんよ。
ドライブレコーダーの購入にあたっては、あなたの行動範囲に合ったメモリーカードの容量を選び、付属のメモリーカードは対応する最大容量のものに取り換えることをおススメします。
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おすすめのドライブレコーダーはこれだ!
車の営業マンである私がおすすめする失敗しないドライブレコーダーの選び方7選をご紹介しましたが、本記事を読んでも正直どのドライブレコーダーを選べばいいか分からないあなたの為に、これを搭載すれば間違いないと思うおすすめのドライブレコーダーをご紹介します。
私が「煽り運転」と「事故」に焦点を当てた本来のドライブレコーダーの役目として推奨しているのは、フロントとリアの2カメラのドライブレコーダーです。
常磐道の煽り運転による暴力行為により、室内を映すことが出来る360°のドライブレコーダーが流行っていることは分かっています。
しかしながら、360°のドライブレコーダーでは、後ろから煽られている緊迫感を捉えることは中々出来ないと思います。
以前、お客様から「煽られたからドライブレコーダーの画像を見てくれ!」と頼まれたことがありました。
ドライブレコーダーに記録された映像を見ると、フロントから室内を映している為、煽っているようには見えませんでした。
もし本当に煽り運転していたとしてもナンバープレートは映ってないし、夜間ということもあって、車種も辛うじて色と車両の形状くらいしか分かりませんでした。
結局犯人を特定することが出来ない為、私のお客様は泣き寝入りするしかありませんでした。
煽り運転はほとんどが後ろからやられます。
そして、酷くなると前でやられます。
だからこそ、前方と後方をより鮮明に記録する2カメラをおすすめします。
そして、そんな2カメラのドライブレコーダーの中で私がおすすめするののは、コクテックの「ZDR026」です!
このドライブレコーダーはわたしのお客様にもおすすめして、高評価を得ているので絶対の自信があります。
「おすすめのドライブレコーダーはこれだ!」である、コムテック「ZDR026」をご紹介します。
前後2カメラ
コムテック「ZDR026」
コムテック「ZDR026」の特徴は、フロントカメラと同等の性能を持つリアカメラを採用したことです。
今までの前後2カメラのドライブレコーダーではメインがフロントでリアはおまけのような存在でした。
しかし、コムテック「ZDR026」では、フロントとリアカメラ共に、人の目の画角120°以上ある133°の画角と370万画素の高画質が採用されています。
さらに「SONY」が開発したノイズを抑えて鮮明で美しい画像が撮影できる「STARVIS」を採用したことによって、昼夜問わず鮮明な映像を記録することが可能になりました。
まずは、コムテックが公開しているフロントカメラの映像です。
昼間の映像が鮮明なのはもちろんのこと、夜間の映像でも光によるハレーションが抑えられいるので、車種やナンバープレートも容易に確認することが出来ます。
特にフロントカメラには画像補正があるので肉眼並みの鮮明さを誇ります。
次はリアカメラの映像です。
さすがは画角133°と370万画素の画像ですね。
ちなみに、このデモに使用した車のリアガラスはプライバシーガラス(色付きガラス)になっているを考えると、どれだけ鮮明に映像が撮られているかが伺い知れますよね。
これだけの性能があれば、後ろからの煽り運転対策はバッチリです!
さらに「ZDR026」には、後方から接近する車を検知してアラームで知らせる機能が付帯しています。
この機能があることによっていち早く後続車を感知し道を譲ることによって、「道を譲らなかったらから煽った」という理不尽な煽り運転の原因を抑制することが出来ます。
自宅のPCに映像を確認する場合は、高性能な「ビューワソフト」を無料でダウンロードすることでGPSが捉えた正確な位置や速度を把握することが出来ます。
便利な「ビューワソフト」のダウンロードはこちらからどうぞ!
↓
ビューワソフトのダウンロード
「ZDR026」にはオプションで「駐車監視モード」も付帯することが出来るのでぜひ一緒に検討してください。
「ZDR026」に付属されているマイクロSDHCは16GBなので、録画時間はモードにもよりますが、約60分~160分となっています。
マイクロSDHCを32GBにすることで、記録時間を約120分~320分にすることが可能です。
録画時間は長いことに越したことはないので、ぜひマイクロSDHCのアップグレードも合わせておすすめします。
コムテック「ZDR026」は私がおすすめする失敗しないドライブレコーダーの選び方7選を全て網羅した上で、さらなる飛躍を遂げている国産最強のドライブレコーダーの一つです。
実際に私もたくさんのお客様におすすめして取り付けています。
まさに「コスト<性能」を具現化したようなドライブレコーダーである、コムテック「ZDR026」はおすすめです。
まとめ
自動車営業マンがおススメする後悔しないドライブレコーダーの選び方7選をご紹介しました。
ドライブレコーダーはただ付ければ良いというものではありません。
最終的に、あなたが遭った事故やあおり運転の証拠を捉えて、保存していなければ何の意味もないのです。
今や世の中には数多くのドライブレコーダーが存在します。
高いものもあれば、安いものもあります。
価格が安いからと言って、安易に購入してしまうと後で後悔することになるかもしれません。
商品が溢れているからこそ、あなたにとって本当に必要なものを見極めて最適な製品を購入する必要があります。
ぜひ後悔しないドライブレコーダーを選んで取り付けましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。