どうも、Mです。
ついにアウディA3シリーズの最強最速のモデルである「RS3」に乗ることが出来ました!
私の友人の知人(もやは他人)の方が「RS3」に乗っているというのは聞いていたのですが、たまたまお会いする機会があったので、ダメもとでお願いしたところ快諾してくれました。
いやぁ~、友人の幅広い人脈に感謝です。
アウディ「RS3」は、最高出力400PSと最大トルク480Nmを発生させるアウディ伝統の2.5ℓ5気筒ターボエンジンを搭載し、アウディの四輪駆動システム「quattro」によりその膨大なパワーを持て余すことなく路面に伝えることで、時速100kmまでの到達時間はわずか4.1秒という俊足を可能にしています。
アウディのハイパフォーマンスモデル「RS」シリーズにおいて、もっともコンパクトなモデル、それが「RS3」です。
2019年現在、アウディ「RS3」はラインアップから外れているので欲しくても注文が出来ない状態となっています。
どうしても欲しい人は中古車でしか買えないということですね。
今回はそんな希少な存在であるアウディ「RS3」の試乗インプレをしてみたいと思います。
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アウディRS3スポーツバックの試乗インプレ
まずは今回試乗させていただいた相棒の紹介です。
アウディRS3スポーツバック、カラーはグレイシアホワイトメタリックです。
車両本体価格は7,620,000円と「RS」としてはお手頃な価格設定となっています。
装備されているオプションは、
- パノラマサンルーフ
- アウディマグネティックライド
- マトリクスLEDヘッドライト
- プライバシーガラス
- ブラックスタイリングパッケージ
- RSデザインパッケージ
- 5アームローターデザインアルミホイール
となっています。
注目の合計金額は、8,430,000円です!
今回試乗を快諾頂いたオーナー様、どうもありがとうございます。
アウディRS3スポーツバックのエクステリア
私もアウディA3スポーツバックのS-lineパッケージに乗っていますが、この「RS3」の存在感は別格ですね。
シングルフレームやバンパーのデザインがまったく私のA3と違います。
シングルフレームの下には立体的にデザインされた「quattro」のロゴがあります。
ブラックスタイリングパッケージを装着しているのでボディカラーのホワイトを相まって一際目立っています。
アルミホイールもオプションのものに変えてあるのでかなりスポーティな印象です。
アルミホイールの隙間から見えるドリルドブレーキディスクと「RS」のロゴが入ったブレーキキャリパーがこの車が普通ではないことを物語っています。
アウディの「RS」と言えばこのオーバルマフラーの存在も忘れてはなりません!
このコンパクトなボディに似つかわしくない大口径のマフラーエンドがカッコいいですね。
アウディRS3スポーツバックのインテリア
インテリアはブラック中心にレッドステッチやエアベントにもレッドのアクセントが入っている仕様となっています。
ステアリングホイールはナッパレザーとスウェードの異なる素材でラッピングされており、握った感触もまるでレーシングカーのステアリングホイールのような握り心地です。
シートはオプション設定の「RSデザインパッケージ」によりヘッドレスト一体型のRSスポーツシートとなっています。
オーナー様によると、標準シートは電動シートなのに「RSスポーツシート」になると手動になるとのこと。
「オプションで210,000円も払うのにですか?」という貧乏性の私の問いかけに、「軽量化と思えばいいんだよ。」とサラっと答えるオーナー様。
まさに自分の小ささを知った瞬間でした。(笑)
アウディRS3スポーツバックの試乗
いよいよ試乗です。
スタートボタンを押した瞬間、「ボーン、ボン、ボン」と重低音のきいたエキゾーストサウンドが車内に響きます。
車内でも結構大きい音がするんですが、これ外で聞いたら半端ないです!
「ブォーン、パン、パン」と今にもバックファイヤーが出るのではないかと思うような音がします。
まるでレーシングカーのようです。
シフトを「D」に入れ、いざ出発。
アクセルを踏んだ瞬間から太いトルクを感じることが出来ます。
オーナー様の了承のもとアクセルを踏み込みます。
「ブーン」とも「ファーン」とも聞こえる5気筒エンジンが奏でる独特のエキゾーストサウンドを響かせながら、みるみる景色を置き去りにしていくRS3。
トルクが太くて速い!めちゃんこ速い!
正直こんなコンパクトな車に搭載していいエンジンではないですね。
明らかに日本の道路ではオーバースペックであることは間違いありません。
しかし、不思議と怖くないんです。
安心してアクセルを踏んでいけます。
そこでオーナ様が気を利かせてくれて、走行モードを「Auto」から「Dynamic」へ切り替えてくれました。
どこか遠いところでしていたエキゾーストサウンドが一気に距離を縮め、エンジンレスポンスが向上します。
そして、オプションで装備されている「アウディマグネティックライド」が瞬時に足回りを固めます。
ただでさえ少し硬めの足がもう一段回引き締められたのをステアリングとシートから感じます。
快音を響かせるエンジンのアクセルを緩めると、後ろから「ボン、ボコボコボコ」とマフラーからレーシングカーさながらの音が聞こえてきます。
もう気分はGTドライバーです。(笑)
引き締められた足は確かに硬いのは硬いですが、いやな跳ね方はせず、しっかりと路面を捉え続けてくれます。
ちょっとした段差では結構な突き上げを感じますが、許容範囲内です。
とにかく400PSと480Nmのパワーは伊達ではありませんね。
結果、「RS3」はA3の形をしただけのまったく違う車と認識しました。
今回はほぼ直線しか走っていませんが、この車でサーキットを走ると尚の事良さが分かると思います。
アウディRS3スポーツバックの評価
アウディRS3スポーツバックはとんでもない車でした。
こんなのに乗ったら自分のアウディA3スポーツバックに乗れなくなってしまいそうです。(涙)
そんなアウディRS3スポーツバックの気になった点をご紹介します。
「RS」専用のメーター
アウディRS3スポーツバックに搭載されているバーチャルコックピットには「パワー」と「トルク」の表示があります。
アクセルを踏むとエンジンが発生させる「パワー」と「トルク」がパーセントで表示されるので、なんだかテストドライバーにでもなった気分です。
もちろん運転中はあまり直視できませんが、視界の下の方で円グラフが動いているのは確認できます。
役には立たないかもしれませんが、とても面白いギミックだと思ったので紹介しました。
スタート時のエンジン音
スポーツカーと言えば胸のすくようなエンジン音ですよね。
アウディRS3スポーツバックもハイパフォーマンスモデルらしい快音を響かせていました。
ただ気になったのは、エンジンをかけた時の音です。
エンジン音は室内にいればそこまで気にならなかったのですが、外で聞くとちょっとビックリする音がします。
音に神経質なご近所さんなどがいらっしゃる場合には何かしらの対策を行うことをお勧めします。
また、深夜と早朝でのエンジンスターも出来るだけ自粛した方がいいでしょう。
ちなみに、エンジンがかかる時は大迫力の音がするのに、エンジンが暖まった途端に今までが嘘だったかのように静かになります。
どんだけツンデレだよ!とツッコミたくなりますね。
スポーティな音は嫌いではありませんが、せめて静かにスタートさせるモードの設定があっても良かったと思います。
リアフェンダー
フロントフェンダーはブリスターフェンダーになっているのに、リアフェンダーは通常モデルと同じになっています。
ワンランク上の「RS4」をはじめ、「RS5」「RS6」のフロントとリアフェンダーにはブリスターフェンダーが採用されていました。
これにより、前から見ても後ろから見ても明らかに通常モデルにはないワイド感と力強さがあったのですが、「RS3」はフロントのみの採用となっています。
オーバルマフラーが採用されているのである程度の力強さを感じることは出来ますが、出来ればブリスターフェンダーを採用してもっとワイド感を出して欲しかったというのが本音です。
フロントマスクの迫力が強いだけにちょっと残念な点ですね。
総合評価
「スタート時のエンジン音」と「リアフェンダー」を含めても、アウディRS3スポーツバックが魅力的な車であることは間違いありません。
アウディRS3に関しては、ハッチバックモデルの「スポーツバック」とは別に、セダンモデルもラインアップされていた点は非常に魅力的でした。
アウディ「RS」シリーズ唯一のセダンモデルということもあり、注目度も高かったと思います。
なんと言ってもアウディが誇る2.5ℓ5気筒ターボエンジンは本当に素晴らしかったです。
さすがエンジン・オブ・ザ・イヤーを連続受賞しただけのことはあります。
ハイパフォーマンスモデルというと気を使って乗らないといけないイメージがありますが、アウディRS3スポーツバックにはその気遣いが一切不要のように感じました。
とにかくすごく乗りやすいんです。
普通に使っても良し。せめても良し。
アウディRS3スポーツバックは一台で二役の優れものです。
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まとめ
今回はアウディRS3スポーツバックの試乗インプレをご紹介しました。
アウディRS3スポーツバックがラインアップから外れているので本当に希少な車になりましたね。
2020年にフルモデルチェンジが予想されているA3ですが、新型でRS3が発売されるのかは分かりません。
発売になったとしても純粋に2.5ℓ5気筒ターボエンジンではなく、ハイブリッドなどのシステムで武装される可能性も十分考えられます。
もしかすると、今あるアウディRS3が最初で最後のガソリンエンジンのみのパワートレインを搭載したモデルになるかもしれませんね。
私もアウディA3ユーザーとして、その最高峰に君臨する「RS3」は気になっていましたが、やはり想像通りのハイパフォーマンスカーでした。
「自分のA3もRS3だったらなぁ」と妄想をしながら帰ったのは言うまでもありません。(笑)
スポーツカーとしてのポテンシャルを発揮しつつ、日常生活をおくる為の車としても気軽に使えるRS3はまさに万能選手です。
あなたがもしアウディRS3を検討しているのであれば、このインプレをぜひ参考にして下さい。
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