トヨタの最上級SUVとして開発が噂されている新型「センチュリーSUV」は今だ謎の多い車です。
しかし、多くの自動車メディアが新型「センチュリーSUV」によって、トヨタが全く新しい大型のSUVを開発していることは間違いなさそうです。
もしトヨタ「センチュリーSUV」が発表発売されれば、皇室や政府関係者が使用する車として採用される可能性が高いと思われます。
今回は、トヨタ新型「センチュリーSUV」の最新情報をまとめてみました。
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トヨタの北米専用モデル「ハイランダー」がベース?
トヨタの最高級モデルとなる「センチュリーSUV」は海外専用モデルの「ハイランダー」がベースになると予想されています。
北米で販売されているトヨタ「ハイランダー」は、最大8人が乗車できる3列シートを採用した快適なSUVモデルです。
トヨタ「ハイランダー」のサイズは、全長495cm×全幅193cm×全高173cmなので、新型「ランドクルーザー」よりもほんの少し小さいサイズになっています。
トヨタ「ハイランダー」に採用されている「GA-Kプラットフォーム」は、トヨタ「クラウン」やレクサス「RX」にも使用されている最新プラットフォームです。
ちなみに、現在販売されている「センチュリー(セダン)」のプラットフォームは、4代目レクサス「LS」のプラットフォームを専用にリファインした仕様。
やはり、伝統的な「センチュリー」と新型「センチュリーSUV」は全く別ものと考えておいた方が良さそうです。
トヨタ最新のハイブリッドシステムを搭載か?
トヨタ新型「センチュリーSUV」のパワートレインは、2.5ℓ直列4気筒に前後モーターを採用したハイブリッドシステムになるとみられています。
北米で販売されている「ハイランダー」のパワートレインですが、システム最高出力362馬力と542Nmの最大トルクを発生させるパワーユニットが採用され、最大5000ポンド(約2267kg)の牽引力を有しています。
ちなみに、トヨタ「センチュリー(セダン)」のハイブリッドシステムですが、最高出力381馬力を発生する5.0ℓV型8気筒ガソリンエンジンと最高出力234馬力を発生するモーターで構成されています。
システムの最大出力は431馬力、最大トルクはエンジンが510Nmとモーターが300Nmを発生する高出力ユニットです。
トヨタ新型「センチュリーSUV」は、レクサスモデルを数多く生産している田原工場で行われる予定であると言われています。
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車両価格は1500万円前後になると予想
トヨタ新型「センチュリーSUV」の車両価格は1500万円前後に設定されると予想されています。
トヨタ「センチュリー(セダン)」の車両価格が2008万円であること考慮すると、「センチュリーSUV」の車両価格としては妥当な金額であると思います。
少なくともトヨタ新型「センチュリーSUV」の価格はトヨタ「ランドクルーザー」よりも高価に設定されることは間違いないでしょう。
各国の自動車メディアが報じているように、トヨタ新型「センチュリーSUV」に「ハイランダー」のプラットフォームとパワートレインが採用されれば、生産コストを低く抑える事は可能です。
その分「センチュリー(セダン)」よりも安価にすることで、今までよりも多くの富裕層や各国のVIPを対象にする事が出来ます。
トヨタ新型「センチュリーSUV」は、私たちが知っている「センチュリー(セダン)」とは毛色の違う、まったく新しい「センチュリーシリーズ」として派生するモデルになるのでしょうね。
トヨタが本当に「センチュリーSUV」を発表するのか、楽しみに待ちましょう。
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