2022年9月中旬に発表されたフェラーリ初のSUVモデル「プロサングエ」が、発表から2カ月という短期間で受注終了が決定しました。
プロサングエはフェラーリ初の4ドアSUVとして発売される前から注目を集めていたモデルですが、一体何があったのでしょうか?
画像引用元:Motor1
プロサングエの受注が終了した理由とは?
フェラーリ初のSUV「プロサングエ」の受注が終了した理由は、注文が殺到し生産が追いつかなくなったからです。
フェラーリ「プロサングエ」の日本発売価格は4760万円~と「超」がつく高級車ですが、受注を終了しなければならない程バカ売れしているみたいです。
フェラーリが新型SUV「プロサングエ」の発表後、たった1日でモデルライフ(自動車における型式の寿命)の生産枠をほぼ埋め尽くしたと言われています。
つまり、プロサングエというモデルの生産が開始されてから終了するまでの台数がたった1日でほぼ完売したということです。
フェラーリの発表によると、プロサングエの生産台数は「全体の20%以内に留める」としています。
フェラーリの2021年度の販売台数は約1万台なので、プロサングエの生産台数はその20%にあたる年間約2000台になると推測されます。
プロサングエのモデルライフが何年なのか不明ですが、3年であれば6000台、4年であれば8000台、5年であれば10000台が1日でほぼ完売してしまったことになります。
フェラーリが年間1万台販売しているのにも驚きですが、4760万円以上する車が受注終了を決定するほど売れまくっているという事実にも驚きました。
ちなみに、フェラーリは顧客に媚びることが一切ないスーパーカーメーカーです。
つまり、いくら需要があっても生産台数を増やしたりせず、全てのモデルにおいて生産制限を設けることで供給量をコントロールしています。
さらに、フェラーリは「売る人を選ぶ」ことでも知られています。
どんな億万長者であっても、フェラーリが「その人物はフェラーリにふさわしくない」と判断すればフェラーリを買うことは出来ないのです。
そんなお金を持っているだけでは買えないフェラーリの4ドアSUV「プロサングエ」が、受注終了しなけれならないほど注文が殺到しているってスゴイですね。
フェラーリの発表によると、プロサングエの最後の注文をしたオーナーの納車は最低でも2年は待つ必要があるそうです。
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フェラーリ初のSUV「プロサングエ」ってどんな車?
フェラーリ初の4ドアSUV「プロサングエ」はどんな車なのか紹介します。
フェラーリ「プロサングエ」 | |
ボディサイズ | 全長4973×全幅2028×全高1589mm |
ホイールベース | 3018mm |
車両重量 | 2033kg |
前後重量配分 | 49:51 |
エンジン | 6.5ℓV型12気筒自然吸気 (ドライサンプ式) |
馬力/トルク | 725PS/716Nm |
トランスミッション | 8速オイルバスDCT (ドライサンプ式) |
駆動方式 | 4WD |
0-100km/h | 3.3秒 |
最高速度 | 310km/h |
日本発売価格 | 4760万円~ |
エンジンに過給機を採用したダウンサイジングエンジンが主流になっている世の中において、6.5ℓという大排気量の自然吸気エンジンを採用するフェラーリには脱帽です。
フェラーリによると、プロサングエの電動化も視野に入れているとのことです。
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