国内でレクサスとトヨタを展開するトヨタ自動車は2022年10月27日、一部の車種で納車時のスマートキー(電子キー)の数を変更することを発表しました。
ほとんどの車に付属しているスマートキーは通常2本ですが、トヨタ自動車は当面の間この付属するスマートキーを1本のみとするようです。
残りの1本は準備が出来次第、順次オーナーへと渡されることになります。
ソース&画像引用元:トヨタ自動車
スマートキーが1本になるレクサスの対象車種は?
納車時にスマートキーが1本になるレクサスの対象車種 |
LS |
ES |
IS |
LC |
RC F |
LX |
NX |
UX |
UX300e |
レクサス車にて納車時にスマートキーが1本のみとなる車は9車種となっています。
お気付きのように、レクサスブランドのほとんどのモデルがスマートキー1本の対象車種です。
レクサスの超人気SUV「RX」の名前が見当たりませんが、おそらく「RX」もスマートキー1本の対象になると思われます。
半導体部品不足による生産の見通しが立たない中、暫定的にスマートキーを1本にすることで1日でも早く生産・出荷するための対応と発表されています。
新車の納車時のスマートキーを1本にするという対策はアウディでも行われていたようです。
2021年後半~2022年前半に納車されてたアウディの一部モデルではスマートキーが1本のみで、遅れて2本目のスマートキーが準備されています。
ちなみに、2本目のスマートキーは納車から6カ月前後で渡されているようですね。
正直、スマートキー1本で納期が早くなるのであれば誰も文句は言わないと思います。
2本目のスマートキーだっていつかは届くわけだし、今は生産と出荷に尽力してもらいたいものです。
スマートキーが1本になるトヨタの対象車種は?
納車時にスマートキーが1本になるトヨタの対象車種 |
クラウン |
カムリ |
プリウス |
bZ4X |
RAV4 |
ハリアー |
C-HR |
アルファード |
ヴェルファイア |
ノア |
ヴォクシー |
ランドクルーザー |
ランドクルーザープラド |
グランエース |
トヨタ車で納車時にスマートキーが1本のみとなる車は14車種となっています。
「クラウン」を筆頭に、「プリウス」「ハリアー」「C-HR」などトヨタの人気車種がスマートキーが1本の対象車種となります。
「ハリアー」と「ノア」「ヴォクシー」の納期は1年以上、「ランドクルーザー」に至っては5年以上とも言われています。
暫定的にスマートキーを2本から1本にしたことでどれだけ納期が早くなるのか興味があります。
もし6カ月前後も変わるのであれば「もっと早くからやってくれよ!」と言いたくもなりますよね。
トヨタ自動車のホームページで「1日でも早くお客様におクルマお届けするために」と言っているので本当に数日出荷が早まるレベルかも知れません。
しかし、納車を心待ちにしているオーナーのことを思えば1日でも早い納車は嬉しいものです。
トヨタ自動車の半導体部品不足による納車の長期化は、車の購入を検討するユーザーが最も懸念するポイントとなっています。
チャンスとばかりに「日産」「ホンダ」「マツダ」の販売店は、トヨタよりも納期が早いことを売りにトヨタユーザーの取り込みに鼻息を荒くしているようですね。
とにかく、トヨタ自動車は一部車種において納車時のスマートキーを1本にすることで納期の短縮に本気になったと思っていいでしょう。
納車を心待ちにしているオーナーのためにもトヨタ自動車には頑張ってもらいたいです。
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