どうも、Mです。
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新型のアウディQ3ですが、2018年12月から発売が開始され、2019年初頭にようやく納車されるかなぁと思っていた矢先、早くもアウディQ3の最速モデル「RSQ3」のテスト車両が目撃されたようです。
アウディQ3の詳細はこちら
アウディの「RS」が意味するものは、そのシリーズの「アウディ最速」です。
ほとんどのメーカーおよび、車種では、エントリーモデルから始まり、アドバンスドモデル、パフォーマンスモデル、そして、ハイパフォーマンスモデルへとグレードアップしてきます。
アウディ「RS」は、ハイパフォーマンスモデルのことですね。
通常「RS」などのハイパフォーマンスモデルは、モデルが成熟し、初期エラーが概ね解消される半年後から1年後に搭乗してきますが、新型RSQ3に関してはちょっと目撃される時期が速いように思えます。
おそらくこの手のコンパクトSUVのハイパフォーマンスモデルには一定の需要があるのでしょう。
わたしも先代のアウディRSQ3に試乗して、その面白さに感銘を受けた一人ですからね。
アウディ新型RSQ3の日本発売時期は?
どれ程良い車であっても、日本で発売されなきゃ乗れない!ということで、日本発売時期を考えてみましょう。
2018年12月現在でプロトタイプが公道テストを行っているところをみると、開発はもうすでに最終段階に入っていることが予測できます。
新型RSQ3のスクープを扱っている海外メディアを見ると、「2019年早々に何かしらのアナウンスがあるのでは?」という憶測が飛び交っているようです。
ということは、2019年3月7日から開催される「ジュネーブモーターショー2019」でワールドプレミアの可能性が十二分に考えられますね。
アウディはこれまで、「初代アウディTTクーペ」、「初代アウディQ7」などのヒット車をジュネーブモーターショーで発表してきたので、ぜひ「RSQ3」の発表も行って欲しいものです。
もし新型RSQ3が最終お披露目としてジュネーブモーターショーで発表されれば、その2、3ヶ月後には受注開始という流れになりそうですね。
そうなれば、本国およびヨーロッパでの新型RSQ3の発売は2019年夏頃で、ラインオフ(納車)は2019年の9月頃という線が妥当でしょうね。
そこから新型RSQ3の日本仕様を本国のアウディAGと詰めていくということになれば、日本仕様確定後、日本での認可承認、生産ラインの確保、年間予定生産台数などなど、決めなければいけないことは山積みの状態ですので、残念ですが、2019年中の新型アウディRSQ3の日本発売は見送りと思った方が良さそうです。
まずは「RS」よりも先にアウディQ3が日本デビューしなければ話にならないのですが、新型アウディQ3の日本発売時期が2020年という噂もある為、正直まだまだ正確な発売時期がつかめないのが本音です。
しかし、希望的観点からものを言うと、新型アウディRSQ3の日本発売時期は、早くても2020年10月頃になると思います。
新型アウディQ3が2020年3月頃に日本発売すれば、せめて年内に新型アウディRSQ3も出て欲しいという願望ですね。
しかしながら、まぁ現実的なところで予想すると、もし新型アウディQ3が2020年3月頃の日本デビューしても、しばらくはハイパフォーマンスモデル無しで、レギュラーモデルの展開を行い、「RSQ3の本国デビューからちょうど1年になる、2021年夏頃に日本発表!」という構図がアウディの日本法人らしい考え方のような気がします。
いずれにせよ、早くても2020年後半となりそうなので、気長に待つしかなさそうですね。
新型アウディRSQ3のパワートレインは?
「RS」がハイパフォーマンスモデルと言われる所以は、搭載されるエンジンの性能を説明するのが一番わかりやすいでしょう。
先代のRSQ3に搭載されていた2.5リッター5気筒ターボエンジンの最高出力は367PS、最大トルクは465Nmを発生させるハイパフォーマンスエンジンで、アウディの伝統的エンジンでもあります。
エンジンオブザイヤーを連続受賞しているのがその証拠です。
アウディRSQ3をたった4.4秒で時速100kmまで到達させる加速性能はもちろんこと、とにかくエンジンのレスポンスが良いのなんの。
ドライビングシューズを履いて、ミリ単位でアクセルワークしたくなるような精度の高さに感心させられました。
何より5気筒エンジンならではの、低回転ではプロペラエンジンのような音で、回転が上がるとまさにレーシンカーのような「パーン」と突き抜けるような音が気持ちが良かったですね。
まさに唯一無二のエンジンと言っても過言ではなく、自他ともに認める世界最高峰のエンジンの一つです。
おそらく新型RSQ3にも伝統の2.5リッター5気筒ターボエンジンが引き続き搭載される模様です。
ただ先代と違うのは、ただでさえ完成度が高かった2.5リッター5気筒ターボエンジンが、さらにリファインしていることです。
新型TTRSをはじめ、新型RS3にも搭載されている、最高出力400PSと最大トルク480Nmを誇るハイパワーエンジンです。
4.8リッターV8エンジンと同等の加速力を誇る心臓が新型RSQ3に移植されるわけですから、遅いわけがありません。
先代モデルと比べても、出力は33PS、トルクは15Nmも向上しています。
このハイスペックエンジンが搭載されるシャシ、足回りもアウディの最新のプラットフォームモジュールが使用され、ボディ剛性の向上、更なる軽量化、Audi Sport専用のブレーキシステム、最新のダンピングコントロールサスペンション、最新のquattroシステムなどにより、もうワンランク洗練された走りになっている事は間違いないでしょう。
新型RSQ3の見分け方
アウディのレギュラーモデルであるQ3とRSQ3の見分け方は、エンブレムを見れば一目瞭然なのですが、それ以外の3つの簡単な見分け方をご紹介しましょう。
アウディのRSシリーズには必ず共通点があります。
アウディRSには必ずハニカムメッシュのシングルフレームグリルになっています。
時代の流れでメッシュのデザインが大型化している様ですが、アウディRSのデザインアイコンとして、フロントマスクを他のレギュラーモデルとの差別化しています。
そのメッシュデザインはフロントバンパーの左右に設けられている大型のエアインテイクにも採用されて、その風貌はひと目で「只者ではない」ことがわかるような雰囲気を出しています。
次にRSとの見分けがつきやすいのは、アルミホイールではないでしょうか。
RSシリーズはハイパフォーマンスカーですので、当然その持て余すようなパワーを路面に伝える、且つ、コーナリングの旋回性能を高めるためにある程度太く薄いタイヤを履く必要があります。
そうなると必然的にアルミホイールが大きくなります。
もちろん、大きいアルミを装着していた方がハイパフォーマンスカ―らしい「見た目のカッコよさ」も重要ですからね。
ということで、よほどの事(オーナーがアルミを交換している等)がない限り、アウディRSには19インチから21インチのアルミホイールが装着されていますので、見分けやすいです。
そして、アウディRSシリーズはマフラーにも特徴があります。
それは、オーバルマフラーと呼ばれるものです。
リアバンパーに設けられているエキゾーストエンドですが、アウディRSは必ず楕円形になっています。
実際マフラーの中を覗き込むと、その形状は2本出しだったりするんですけどね。
アウディRSに追い抜かれたときに見えるリアビューは、あのオーバルマフラーのおかげでハイスペックカーであることが一目瞭然です。
本当にカッコいい後姿だと思います。
アウディRSQ3の試乗で愚痴っていた「片側からしか出ていないマフラー」は新型RSQ3では解消されているようです。
やはりマフラーは左右出しがカッコいいですね。
まとめ
新型RSQ3のスパイフォトから日本導入時期、スペック、見分け方をご説明しました。
そもそも400馬力近くある車なんか日本にいるのか?と聞かれれば、「そのスペックだけなら必要ない」と答えるでしょうね。(笑)
ただ、アウディのRSでしか味わう事の出来ない経験というか、感覚があるんです。
どこかれ構わずアクセル全開でぶっ飛ばす!なんて運転が出来るとかではなく、むしろむちゃくちゃ速いからアクセルを踏まず安全運転をするとか、最強のブレーキシステムが搭載されている分、万が一の際に一般の車より早く止れるから安全と考えるオーナーさんだっているくらいです。
スピードを出さなくたって、エンジンをかけるたびに耳にするエキゾーストノートが大好きな方もいらっしゃるので、アウディRSの利用価値は様々です。
まぁ、アウディRSシリーズだけの話ではありませんが、そのようなハイパフォーマンスカ―は車好きの「憧れ」という一面もあり、「いつか乗ってやる!」と意欲を燃やし日々仕事をこなしている人も少なからずいるはずです。
もちろんわたしもその一人です!
車に興味が無い人からすれば、ただやたら速くて、うるさくて、バカ高い車かもしれませんが、その車が存在する事によって、人の「夢」や「憧れ」がそこにはありますからね。
環境問題、石油の枯渇、地球温暖化などにより、石油燃料が見直され、燃料電池や電気自動車が注目を集め始めていますが、こういったハイパフォーマンスカ―も環境には良くないかもしれませんが、人の「頑張り」には一躍買っているところがあるかもしれません。
そんなハイパフォーマンスカ―であるアウディRSQ3の日本発売に期待しましょう。
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