300馬力の新型「プリウス」!トヨタが高性能モデル「GRMN」の開発に着手した!

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トヨタが新型「プリウス」の高性能モデル「GRMN PRIUS」の開発に着手したとみられると報じられています。

「ベストカーWeb」様の情報によると、新型「プリウスPHEV」をベースにGRの最強スポーツモデルである「GRMN」が投入される計画とのこと。

今回は、トヨタのみならず、国内初のPHEVによる本格スポーツモデルとなるであろう新型「GRMNプリウス」を紹介します。

画像引用元①&ソース:carscoops
画像引用元②:GRMN YARIS

目次

GRMNって何?

「GRMN」とは、トヨタのレーシング部門「GAZOO Racing」が手掛ける数量限定の最上級モデルにのみ冠することが許される特別な名称です。

「GRMN」は「GAZOO Racing tuned by Meister of Nürburgring」の頭文字から構成されたトヨタの造語。

「GAZOO Racing(GR)」はトヨタのスポーツブランドとして知られていますが、「Meister of Nürburgring」は聞き馴染みが無い方も多いともいます。

Meister of Nürburgring(ニュル・マイスター)」は、トヨタの伝説的メカニック・テストドライバーである成瀬弘(なるせ・ひろむ)氏に由来する敬称です。

成瀬弘氏は、現トヨタ会長である豊田章男氏の師であり、トヨタ社内で「トップガン」と呼ばれる9人のテストドライバーの頂点に君臨した伝説級のテストドライバーでした。

言い換えれば、トヨタ歴代のスポーツカーは成瀬弘氏によって仕上げられたと言っても過言ではないでしょう。

成瀬弘氏はトヨタのテストドライバーとして、ドイツの極めて厳しく困難な新車開発の聖地とも呼ばれるサーキットであるNürburgring(北コース)」を走り込んでいる実績を称えられ「ニュルを知り尽くしている者」=「Meister of Nürburgring(ニュル・マイスター)」と呼ばれていました。

ニュルブルクリンク(北コース)の特徴

●全長20.832km
●コース全体で約300mの高低差がある
●超高速から超低速まで多種多様なコーナーがある
●コーナーの数が172もある
●コーナーの多くがブラインドコーナーとなっている
●バンクが付いているすり鉢状のヘアピンがある
●ウイングによるダウンフォースがない車両の場合、ジャンプする箇所がある
●コース全体の平均スピードが高い
●路面が波打ち、ほこりっぽく滑る
●コース幅が狭い
●エスケープゾーンが狭い(黄色旗での減速が十分でない車両のルーフをガードレールの外にいるマーシャルが棒で叩いて警告を行えるほど狭い)

ニュルブルクリンク

しかし、成瀬弘氏は、2010年6月23日に、レクサス「LF-A」のテスト中に不慮の事故でこの世を去りました。

「GRMN」はGAZOO Racingの監督でもあった故成瀬弘氏への敬意が込められているのです。

つまり、「GRMN」を冠するモデルはトヨタにとって一切妥協を許さない本格派のレーシングモデルです。

トヨタ「GRMN プリウス」

トヨタ新型プリウスGRMN予想CG

トヨタ新型「GRMN PRIUS」の発売が実現すれば、国内初のPHEVフルコンプリートモデルとなります。

トヨタが「GRMN」を冠して発売したモデルは、数ある「GRシリーズ」の中で「GRMN YARIS」だけです。

「GRMN YARIS」は、モリゾウ選手ことトヨタ自動車の現豊田章男会長が自らハンドルを握り開発された本格的なスポーツモデルです。

トヨタ新型プリウスGRMNチューニング

「GRMN YARIS」には、専用のボディキットをはじめ、走行性能を高めるための特別装備が採用されていました。

もちろん「GRMN PRIUS」にも専用のボディキットや限定装備が採用されることになります。

個人的に気なるのは、「GRMN PRIUS」にマニュアルミッションが採用されるか否かです。

「GRMN PRIUS」のベースとなるは「プリウスPHEV」が濃厚です。

個人的には、「RAV4PHEV」に搭載されている4WDシステムが採用されるようなことがあれば面白いと思っています。

エンジンが搭載されている以上、機械式トランスミッションもしくは、CVTが採用されるはずです。

ぜひ6速マニュアルトランスミッションの採用を期待したいところです。

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300馬力の高性能モデル

トヨタ新型プリウスGRMN予想CG

「GRMN PRIUS」に搭載されるパワートレインは、300馬力を超えると予想されています。

「GRMN PRIUS」のベースモデルは「プリウスPHEV」と予想されています。

「プリウスPHEV」のシステム最高出力は223馬力で、0-100km/hを6.7秒で完了する実力を持っています。

2.0ℓエンジンとハイブリッドモーターのチューニングを行えば、300馬力以上の出力を発揮することは可能だと思われます。

「GRMN PRIUS」が正式に発表されれば、日本車初のPHEVの本格的スポーツモデルとなることあり、トヨタとしても気合が入っていると思います。

「GRMN PRIUS」の発表は、早ければ2023後半に行われると予想されています。

「GRMN PRIUS」の正式発表が楽しみです。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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