アウディRS5スポーツバックの受注開始!日本発売は2019年後半か?

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どうも、Mです。

ドイツの自動車メーカーであるアウディから、Dセグメントの4ドアクーペ「A5スポーツバック」の高性能モデル「RS5スポーツバック」の受注がついに開始されました。

2ドアクーペである「RS5」は初代モデルから設定されていたのですが、4ドアクーペである「RS5スポーツバック」は設定されていなかったんです。

しかし、2代目へとフルモデルチェンジされ、ついに「RS5スポーツバック」は初めて設定される運びとなりました。

「やっと出たか!これを待ってたんだよ!」

というあなたの為に、アウディ「RS5スポーツバック」の情報をまとめてみました。

目次

アウディ「RS5スポーツバック」の日本発売時期は?

何よりも一番気になるのは「いつ買えるのか?」ということでしょう。

海外の自動車情報サイトによると、ヨーロッパでの受注が開始されており、最初の納車は2019年5月頃から始まるのではないかという見方が多いようです。

通常の場合、日本導入には約半年ほどかかるので、日本発売時期は早ければ2019年後半という見方が出来ます。

しかしながら、アウディは日本導入になぜか時間がかかるのです。

2017年8月に発売(出荷)予定だったアウディ「A3」の高性能モデル「RS3」ですが、車両の不具合なのか、はたまた日本での認可の問題なのか分かりませんが、予定通り発売されることはありませんでした。

このことで、「RS3」の発売中止の噂がネットを中心に広がりましたが、半年後の2018年3月、無事に発売しています。

本国発表から日本発売まで1年もかかっているんですよね。

そもそも、導入にそんなに時間がかかるなら発表しなければ良かったのにと思うのは私だけではないはずです。

もちろんアウディも発売を遅らせるつもりは全くなかったのでしょうが、「何らかの問題」があったから遅れたことには変わり在りません。

よってアウディ「RS5スポーツバック」の日本発売時期は2020年3月頃を思っていた方が良いかもしれません。

ちなみに、2ドアモデルである「RS5」と「A4」の高性能モデルである「RS4」は比較的スムーズに日本に導入されていますので、「RS5スポーツバック」も案外何事もなく普通に導入されるかもしれませんね。

2019年3月20日【追記】

3月19日に都内で行われた会見で、アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長はハイパフォーマンスブランドであるアウディスポーツの旗艦モデル『R8』のマイナーチェンジ、および新規モデル『RS5スポーツバック』を2019年秋に日本に順次投入する計画を明らかにしたようです。

もしかしてアウディ「RS5スポーツバック」の日本導入時期は2019年後半という予想が的中か!

と思いたいとことですが、あくまで「計画」ということであって、「このくらいに日本に持ってこれたらいいなぁ」的な意味合いが強いと思われます。

なぜここまでアウディの導入計画に批判的かと言うと、やはり2017年に起きたアウディ「RS3」の日本導入の遅れです。

2017年8月発表予定が結局2018年2月になるという「前科」がある為、いくらメーカーが導入意向があっても「計画」ということであれば「出ればラッキー」くらいに思っておいた方がいいでしょうね。

アウディ「A5スポーツバック」は美しいクーペフォルムを持つ4ドア車ということもあり、スタイル重視のユーザーからすれば見逃せない魅力的な車の一つです。

そんな人気車種のハイパフォーマンバージョンを待ちわびている声も多数あるようですので、アウディジャパンとしても「有言実行」したいところですが・・・・どうなることやら。

その動向に注目です。

アウディ「RS5スポーツバック」の日本販売価格は?

アウディ「RS5スポーツバック」の価格ですが、ドイツ本国で82,700ユーロ(約1042万円)からとなっています。

しかしながら、日本仕様は本国仕様と違い、ある程度のオプションを標準装備として販売します。

実際にアウディAG(ドイツ本国)のコンフィグレーターを見ると、日本仕様では標準となっていそうなものが多数オプションとして設定されていた。

センターミラーの自動防眩機能、メモリー付き電動シート、アウディサウンドシステムなどの「RS-コンフォートパッケージ(1,900ユーロ)」をはじめ、自動配光システムの「マトリクスLEDヘッドライト(860ユーロ)」、「スマートキーシステム(1,050ユーロ)」、「リモコンドアミラー(225ユーロ)」、「アウディバーチャルコックピット(500ユーロ)」、「アシスタンスパッケージ(1,650ユーロ)」、「Audi connect(350ユーロ)」など、12,535ユーロのオプションが加算されると予想されます。

「RS5スポーツバック」なのに、電動のドアミラー格納機能がついた「リモコンドアミラー」や「キーレスエントリー」ですらオプションってどうゆうこと!

つまり、日本仕様の「RS5スポーツバック」は、車両本体価格82,700ユーロと日本仕様では標準装備であろうオプション12,535ユーロを合計すると、95,235ユーロ(約1200万円)となりそうです。

1200万円・・・・やっぱりいい値段しますね。

しかし、クーペにステーションワゴンの使い勝手を融合させたハイパフォーマンスカー「RS5スポーツバック」は日本でも人気がでそうですね。

アウディ「RS5スポーツバック」のエクステリア

アウディ「RS5スポーツバック」のフロントビューです。

アウディのデザインアイコンである「シングルフレームグリル」には「RS」の証である「RS5」のエンブレムと「ハニカムメッシュグリル」が確認できます。

フロントウィングを思わせるようなパンパーデザインと大きく開けられたエアインレットが「RS5スポーツバック」をよりワイドで力強い印象を与えてくれます。

ヘッドライトの外側にもエアインレットが設けられ、ブリスターフェンダーへと抜けるようなデザインになっていて、まるでDTMのレーシングカーを思わせるエクステリアです。

アウディ「RS5スポーツバック」のサイドビューです。

フロントから美しいラインを描きながら「RS5スポーツバック」独特のクーペフォルムを持つルーフラインとテールへと流れていきます。

ヘッドライトからテールライトへと繋がる「ショルダーライン」も「うねり」が加えられることによって、フェンダーの存在を際立た出せるだけではなく、立体感を表現しているようです。

そして前から後ろにかけて跳ね上がるように力強く描かれた「ダイナミックライン」が車の躍動感を演出しています。

往年のスポーツカーを彷彿とさせるテールの仕上げ方が素晴らしいですね。

動いていなくても速い車であることが想像できるから不思議です。

アウディの黄金比である「窓1:ボディ2」も反映されていてとてもスマートで美しいサイドビューとなっています。

ブレーキキャリパーには「RS」の証である「Audi Sportのロゴ」とオプション設定の「ドリルドのセラミックディスクローター」が確認できます。

これだけ強力なブレーキユニットを見れば、ボンネットの下に潜むエンジンが「化け物」であるとこは想像にたやすいと思います。

アウディ「RS5スポーツバック」のリアビューです。

リアのブリスターフェンダーが「RS5スポーツバック」の存在感を一段と引き立ててくれますね。

「RS」の証である「RS5」のエンブレムと「オーバルマフラー」が確認できます。

トランクリッドにはリアスポイラーが装着されていて、オプションの「カーボンエクステリアパッケージ」を選択することでフロント、サイド、リアの空力パーツを「カーボン素材」にすることも可能です。

アウディ「RS5スポーツバック」のパワートレイン

アウディ「RS5スポーツバック」のパワートレインは、2.9リッターV6ツインターボエンジンで、最高出力450PS、最大トルク600Nmを発揮するします。

ポルシェ「パナメーラ」にも採用されているエンジンだけあってパワーも瞬発力も超一流のハイパフォーマンスユニットです。

このパワートレインに組み合わされるトランスミッションは、RSの為に専用チューニングされた8速ティプロトニックを採用し、駆動システムもセルフロック式センターディファレンシャルを採用し、RS用に強化された「quattro(四輪駆動)システム」が搭載されます。

RS専用のquattroシステムは、前40:後60のトルク配分を基本とし、グリップの喪失に合わせて最大トルクを前輪に70%、後輪に85%配分することが可能です。

その反応スピードは1000分の数秒単位で自動で行われる為、常にベストなトラクションを維持することが出来ます。

よって、アウディ「RS5スポーツバック」が時速100kmまで到達する時間はたったの3.9秒となっています。

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まとめ

アウディ「RS5スポーツバック」の受注が開始されたことを受け、ライバルであるメルセデスベンツとBMWも「ハイパフォーマンス4ドアクーペ」の2019年中の発売に向け計画を立ててきていますね。

競合車が多いほど買う方は悩みますが、それだけ良い車が生まれることにもなるので結果買った後は満足するわけです。

実は2クーペモデルである、アウディ「RS5」に試乗したことがあるのですが、本当に感動する完成度の高さでした。

この「RS5」に搭載されている2.9リッターV6ツインターボエンジンは本当に秀逸で、とにかく速くてレーシーな音が素晴らしいのはもちろんですが、なんといっても「吹け上がりの軽さ」には驚きました。

とにかくアクセルをちょっとでも踏むと瞬時に反応するレスポンスの良さとシートに押し付けられるストレスフリーの加速感は鳥肌ものですよ。

エンジンも素晴らしかったですが、「ダイナミックサスペンション」の性能の良さにも感激しました。

スポーツモードである「ダイナミック」にするとサーキット走行できそうな硬い足周りになりますが、快適性を重視した「コンフォート」にするとびっくりするくらい乗りやすかったんです。

柔らかすぎることもなく、でも硬すぎずとても絶妙な快適さを持った乗り心地でした。

圧倒的な速さと適材適所な乗り心地が実現できるという、まるで2台の車を1台にしたような夢の車が「RS5スポーツバック」なのかもしれません。

アウディ「RS5スポーツバック」の日本発売が楽しみです。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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